心地よく、寄り添う暮らし 安心の二世帯住宅

結婚を機に、築約35年の住まいを二世帯住宅に建て替えたOさん家族。お互いのライフスタイルを楽しみながら、適度に気配が感じられる安心の暮らしを実現した。

光が差し込む1階のLDKは、弟家族や妻の兄妹家族が遊びに来てもみんなで食卓を囲むことができるオープンな空間。体が不自由な父親のために1階はバリアフリー設計を徹底。すべて引き戸で、段差なし、車椅子でも移動可能な幅を確保している。

スペースマイン、住宅、奈良。
家族が集うオープンなLDK。 奈良県産無垢材をふんだんに使用。温もりあふれる“森林浴の家”

階段を上がればOさん夫婦のフロア。キッチンに立つ人との目線を計算して設計された小上がりの畳スペースは夫婦が寛ぐセカンドリビング。大収納可能なロフトもあり、ゲストの宿泊もOK。ゆったりとした間取りが実現した。

仕切りのない階段で二世帯をつなぐ住まいは、自然の力を利用した”パッシブソーラーハウス“。家全体の温度差を無くして結露と湿気を防ぎ、夏は涼しく、冬は暖かいエコ住宅。「この冬はエアコンを使ったのは3回だけ。驚きでしょ」とお母さん。

外構の階段は勾配を緩やかにし、手すりを設置
天井の傾斜が心地いい
キッチンと繋がりながらも 段差によって空間を分けた 畳リビング。

O邸/40代夫婦と親夫婦、祖母+猫2匹

*yomiっこ2018年5月号掲載

https://www.narakko.jp/2018/04/26/株式会社スペースマイン/