「二十一世紀百人一首」上映会@Guest House OKU

奈良市在住19歳のアーティスト、奥田しゅんじの映像作品「二十一世紀百人一首」の上映会です。

 「二十一世紀百人一首」はドキュメンタリー映像作品。作中には年代や住む地域も様々な人々が登場し、それぞれが過去に聴いていた音楽を頼りに時間を遡り、記憶の縁に引っかかっていた出来事や想いを語ります。
 作者が地元奈良を中心に日本各地で出会った人々との、日常から一歩離れたコミュニケーションを記録した作品です。

これまで『ならまちシアター青丹座』、大阪 読書会専門店KENKADOU 『511』、たんぽぽの家 が運営する『六条山カフェ』などで上映をしてきました。
いずれも当作品を鑑賞した人が「もっと多くの人達にも見てほしい」と、上映会の主催を申し出てくれた形で、今回で4箇所目の上映会開催の運びとなりました。

毎回上映後には参加者を交えたフリートークの時間があり、そこで交わされる言葉も含めて「二十一世紀百人一首」の魅力だと、多くの参加者から評価を頂いています。


「二十一世紀百人一首」

思いがけず古い記憶が降りてきたとき、人はどんな表情でそれを見るだろう。

どんな言葉で語ろうと試みるだろう。

僕はビデオカメラを挟んで向かい合って座り、その様子を見ていた。

放課後の教室で。大きな公園の隅っこで。旅のさなか立ち寄った画家の店で。

彼らは、しばらく忘れていた音楽を頼りに記憶を発掘していた。


(奥田しゅんじ プロフィール)
1999年生まれ 19歳 アーティスト/TOIMEN主宰 
「他者との対話」「現代の人々の記録」などをテーマとした作品制作。
高校生のときに友人や先生が話す様子を撮影し始め、独学で表現の道へ進む。
生まれ育った奈良を中心に日本各地を回り、その場その時に出会う人との対話によって作品を成立させる。

イベント概要 Event Summary
開催日
2019年3月8日(金)
開催時間
20:00~22:00(開場19:00~、作品は35分)
開催場所
Guest House OKU(奈良市)