ヨーロッパ大地の記憶

ケルトの音楽を訪ねて アウル古楽アンサンブル演奏会

ローマ帝国に恐れられた謎多きケルトの民、アルプスの北から現れヨーロッパ大陸に広く分布していたケルトの民。ローマとの攻防を繰り返し、遂にカエサルとの戦いに敗れた後、ケルトの民は次第にローマに溶け込み、次にやってきたゲルマン人が築いたヨーロッパの周縁地で静かに暮らすこととなりました。国を作らず、文字をもたないケルトの民の文化はあまり残っていませんが、後のヨーロッパの文化に大きな影響を与えました。
妖精、ハロウィン、三つ葉のクローバー、そして今に残るケルトの地名「ドナウ川、ライン川、テムズ川、パリ、ロンドン、ミラノ、アルプス、ベルギー」ほか、私たちには懐かしい曲「蛍の光、庭の千草、故郷の空」など、私たちの身近なところにもケルトの影がたくさん残っています。
今回は、ヨーロッパの中でもケルト文化の痕跡が色濃く残るアイルランド、スコットランド、ウェールズ、ブルターニュ、ガリシアの民謡、ダンス音楽を一緒に楽しみましょう。

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