それはきっと寒さがほぐれ出す3月、奈良・やすらぎの道にて、屋外から鑑賞するパフォーミングアーツのイベント「マルジナリア」を開催します。

マルジナリアは「余白への書き込み」を意味する言葉です。劇場のような、作品を上映するための場ではなく、商店やビルが並ぶ日常的な営みの場であるやすらぎの道の各所を「街の余白」と捉え、そこで様々な作品を上演＝書き込んでいきます。

街の余白に呼応するように制作される作品の時間は、それぞれの上演を楽しんだ後にも留まり続け、見慣れた街の捉え方を少し変えてしまうかもしれません。