【天川村】大峯本宮 天河大辨財天社

●おおみねほんぐう てんかわだいべんざいてんしゃ

日本三大弁財天の一社でもある大峯山の守り神​

大峯開山の際、大峯蔵王権現に先立って勧請され、最高峰・弥山(みせん)に大峯の鎮守として祀られたのが創祀とされ、役行者が霊山大峯の開山の拠点としたため大峯本宮とも呼ばれます。日本三大(五大とも)弁財天の一つで平安時代以後高僧貴顕の参詣があり、特に南朝の崇敬は篤く、天川郷への綸旨・宣旨や長慶天皇の和歌などが残されています。中世末期頃、弁財天信仰が盛んになると各地に末社が勧請されました。また、能楽座の伝統でも名高く、芸道の神として尊崇されています。

基本情報 Basic Information
大峯本宮 天河大辨財天社/おおみねほんぐう てんかわだいべんざいてんしゃ