「がん」に特化したPETがん総合検診と生活習慣病を含めた総合健診の人間ドック

【vol.53】西の京病院 総合健診センター

日本人の死亡原因の第一位であるがんの罹患率は増加の一途で、2人に1人はがんにかかり、3人に1人はがんで死亡している。だが、ほとんどのがんが早期発見・早期治療で治癒する時代となった。

西の京病院の総合健診センターでは、開設以来18年余りで6万8千5百件以上と奈良県一の実績を持つPET検査や苦痛のない内視鏡検査など、専用フロアでPETがん総合検診と人間ドックが受診でき、〝見つかる〟から〝見つける〟検診で健康長寿時代の健康管理をアシストしてくれる。

メディカルプラザ薬師西の京PETセンター長
水谷 陽一 医師

先生の健康法

バランスの良い食事を続け、昨秋からジムに週2~3回通い運動習慣を付けたところ、数キログラムしぼれ、フットワークも軽い感じです。

マスコミでも報じられているコロナ禍で検診を控えられてがんの発見が遅れた例が当院でも散見されました。コロナがやや落ち着き受診される方が増えてきていますが、少しでも違和感があれば「これぐらいのことで…」と思わず、また症状が出る前の検診をお勧めします。がんの初期には自覚症状がほとんどありません。早期に見つかり治療ができたら、その後の治癒率・存命率は明らかに異なります。
またがんだけでなく、生活習慣病も含めた健康管理が大切です。塩分、お酒や甘いジュースを控え適度な運動をするなど、体の休養・メンテナンスをしながら健康寿命を延ばしましょう。

■がんは早期発見で治癒率が格段に上がる

PETは全身のがん発見に威力発揮! PETは、がん細胞が正常細胞に比べ、3~8倍のブドウ糖を取り込む性質を利用し、全身画像を撮る検査。
大腸がん発見!» がんの疑いのある部分が赤く光り、位置や大きさ、悪性度を判定

■PETのメリット

❶注射1本で全身の検索
❷がんの検出能力が高く、発見率は通常の人間ドックの約10倍
❸良・悪性の区別や進行度合いも判定
❹病期診断、原発巣の検索
❺治療後の効果判定に有効
❻経過観察、再発診断に有効
❼肉体的・精神的負担が少ない

■PETのデメリット

❶胃や泌尿器系等は他より弱い 
MRIやCT、エコー、血液検査 等との組み合わせで総合判定
❷炎症等で擬陽性になることも

■PET検査は保険適応?

PET検査は、がん患者の手術前後の病期診断や転移・再発の確認に有効とされ、保険医療に広く用いられている。早期胃がんを除く全てのがん疾患と、一部のがん疑い病名で保険適応に。前記適応外については、自費検査。

人間ドックのご案内

ドック専用フロアの広々空間でゆったりと受診
元気をサポートする人間ドック

ガンをはじめ、脳卒中、心臓病、高血圧症、糖尿病などの 生活習慣病は、初期の段階では自覚症状がないままに進行! 総合的な診断で早期発見・早期治療、生活習慣の改善を。

【人間ドック半日コース】46,200円(税込) *約3時間

予約専用ダイヤル
TEL.0742-35-1564

(平日9:00〜16:30、土曜9:00〜12:00)

HPからも予約可能!
https://www.nishinokyo.or.jp/n_contents/doc/index001.html

■問い合わせ/患者支援センター TEL.0742-35-2219
■取材協力/医療法人康仁会 西の京病院 TEL.0742-35-1122(メディカルプラザ薬師西の京事務局)奈良市六条町102-1
https://www.nishinokyo.or.jp/

PET体験レポート

yomiっこの朝廣編集長は 今年も夫婦でPET受診!
親子や兄弟姉妹で受ける人も多いそうです♪

●編集長はPETファースト(PET-CT)コース+乳がんドック、血液検査
※編集長は背中痛のため、頭部を含めた上半身のMRIやCTなどをすでに受診。今回はPET-CT+乳がんドック、血液検査を選択受診。いろいろなコースや検査を選択できるのが好都合。

●夫君はPETトータル(PET-CT)コース 

PET-CT(全身)、MRI(頭部・骨盤部)、MRA(頭部)、胸・腹部CT、 超音波(腹部・心臓・頸動脈)、心電図、血液検査

受 付

問診表・便検査・同意書(以上は事前送付)を提出、検査着に着替える。

問 診

身長・体重・血圧測定の後、服用薬、気になる症状などを申告。問診票や昨年のカルテを見ながら問診。
「特に気になるところがありますか?」の問いに、編集長は「3月初めから背中や肩が痛み、受診したら頸椎ヘルニアと。手術しないで治したいのですが…」と相談。夫君は心臓にステントが入っている旨や酒量がコンスタントに多いことなどを申告、「心電図やエコー検査を念入りに、脳ドックでは動脈硬化などもチェックしますね」と先生。

❶ 心電図・超音波(エコー) 

頸動脈、心臓、肝臓、胆のう、すい臓、腎臓、脾臓、膀胱(女性は子宮、乳腺)などを検査。
【約40分】

❷ CT

あごから腎臓まで体の断層写真をX線撮影。小さな肺がんや肝がん、膵がん、結石、冠動脈石灰化などを調べる。
【わずか約5分】

❸ MRI

頭部では脳梗塞や脳腫瘍、動脈瘤の有無、骨盤腔では膀胱(女性は子宮や卵巣)の病変の有無を確認。
【約30分】

頭部固定スタンドを装着:機械音はうるさいが、ヘッドホンからの音楽に集中しよう

❹ 乳がんドック(マンモグラフィ・乳腺超音波検査)

日本人女性のがん罹患率トップが乳ガン。受診は、乳腺が張っていない生理後1週間ぐらいのときに。
【約10分】

最新機器の導入で以前に比べて痛みはマシに!

❺ PET

採血に続いて薬剤を注射、休憩室で安静に。
【約60分】

その後、PETにCTを組み合わせ、高速撮影・広範囲画像
【約10分】
※PET-CTは最終だが、1、2、3、4の検査順序は入れ替わることあり

検査終了
2人の検査項目の順序は、手際よい 組み方と案内でほぼ同時に終了。

館内2階の和食レストラン「寿康」で、『寿康膳』(検査料に含む)をどうぞ。
窓から薬師寺の双塔を遠望!
栄養バランス抜群のメニュー!受診者のほか、地域の方々の利用も多い

後日の結果説明
様々な画像で、体の内部をしっかり診ていただいた。二人とも昨年同様の経過観察はいくつかあるものの、特に変化は見られずPET-CTも異常なしでひと安心。今年度も新たな気持ちで仕事にまい進できそう。

基本情報 Basic Information
西の京病院/にしのきょうびょういん
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