昨年、父が急逝したことをきっかけに当事者として母の介護に向き合うことになりました。お薬が余り出したり外出に誘っても億劫がったりと、認知症の初期段階だったのだと思います。母の介護を通して改めて感じたのは、母の行動を否定せず、その背景にある思いに耳を傾け、共感することを大切にしています。
そして、“母の内的世界観にこっそりとお邪魔し、必要なお手伝いだけをして、静かに立ち去る”そのような関わりが、母の安心や穏やかな暮らしにつながっていると感じています。その際、「あなたのことを思っています」という気持ちを伝えて接することの大切さを実感しました。