【大淀町】霊鷲山 世尊寺/比曽寺跡

●りょうじゅさん せそんじ/ひそでらあと

聖徳太子建立48か寺の1つ
東西両塔をもつ大伽藍の跡地

聖徳太子建立48ヵ寺の一つとされ、現光寺、比蘇寺、吉野寺と呼ばれたこともある。

奈良時代には多くの碩学(せきがく)の僧が住み、清和・宇多天皇の行幸、藤原道長の参詣、後醍醐天皇の行幸などの記録もみえる。

創建時の寺は南面する伽藍で、東西両塔をもつ薬師寺式の配置であったことが、今に残る塔跡の礎石や南大門跡などによりわかる。現在、禅宗の世尊寺が、かつての講堂跡に建っている。

比曾寺 西塔跡
基本情報 Basic Information
霊鷲山 世尊寺/比曽寺跡/りょうじゅさん せそんじ/ひそでらあと
  • 住所: 吉野郡大淀町比曽762
  • TEL: 0746-32-5976