【葛城市】葛木御縣神社

●かつらぎみあがたじんじゃ

どんな神社?

『延喜式神名帳』に記される「葛木御縣神社/葛木御県神社」に否定される式内大社(近代は村社)。大和国に鎮座する6か所の御縣神社(大和国六御縣神社)の1社で、劔根命(つるぎねのみこと)と天津日高日子番能瓊瓊杵命(あまつひこひこほのににぎのみこと)を祀ります。本来は瓊瓊杵命を主祭神として祀っていましたが、明治時代の復祀の際に主祭神が劔根命になりました。劔根命は神武天皇の東征に貢献し、その論功行賞として「葛城国造」を与えられた人物です。

大和国六御縣神社とは?

大和国六御縣神社とは、大和国に置かれた6か所の県(高市葛木十市志貴山辺曾布)それぞれに鎮座する神社の総称です。縣/県(あがた)とは、宮廷の直轄領で天皇の食事に供える蔬菜の栽培を司る御料地のことです。

基本情報 Basic Information
葛木御縣神社/かつらぎみあがたじんじゃ
  • 住所: 葛城市葛木68