春日大社国宝殿 秋季特別展
『神様の宝箱ー植物・動物・昆虫が織りなすデザイン』
2025年12月12日(金)までの期間、春日大社 国宝殿にて秋季特別展『神様の宝箱 ー植物・動物・昆虫が織りなすデザイン』が開催中です。
神様の宝箱 ー植物・動物・昆虫が織りなすデザイン
春日大社の宝物に息づく植物・動物・虫のデザイン。
神様へ捧げられた宝物には、様々な動物や植物、時には虫が意匠として施されています。優雅に舞う鳥たちや華やかな蝶々、涼しげに鳴く鈴虫、美しい曲線を織りなす唐草文様や咲きほころぶ花々など、古来日本人に愛されてきた自然の表現は、神様にふさわしい生命のデザインでした。
神様へ捧げられた宝物には、様々な動物や植物、時には虫が意匠として施されています。優雅に舞う鳥たちや華やかな蝶々、涼しげに鳴く鈴虫、美しい曲線を織りなす唐草文様や咲きほころぶ花々など、古来日本人に愛されてきた自然の表現は、神様にふさわしい生命のデザインでした。
本特別展では春日大社の宝物を通して、動物・植物や虫たちなど、生きとし生けるものによって表現される自然のすばらしさ、美しさをあらためて確認し、宝物のデザインとして選ばれた意図を探ります。
本展のみどころ
第一章
動植物のデザイン
宝物にほどこされた動物や植物のデザインは、その単体で意味を表すものもあれば、動物と植物の組み合わせで吉祥を意味するものもあります。
神様の御料であった古神宝や祭礼にかかせない舞楽で着装する装束などからこれらの意匠をご紹介します。
神様の御料であった古神宝や祭礼にかかせない舞楽で着装する装束などからこれらの意匠をご紹介します。
第二章
昆虫のデザイン
宝物には動物や植物とともに昆虫や蜘蛛がデザインされることもあります。
虫は種によって生命の再生、繁栄、幸運をもたらすものと考えられていました。
虫のモチーフが持つ象徴とその背景から、昆虫をデザインする意図を考えてみましょう。
虫は種によって生命の再生、繁栄、幸運をもたらすものと考えられていました。
虫のモチーフが持つ象徴とその背景から、昆虫をデザインする意図を考えてみましょう。
主な展示品
国宝 鼉太鼓
/ 鎌倉時代
重要文化財 禽獣葡萄鏡
/ 中国唐時代
重要美術品 流鏑馬木像
/ 平安時代
舞楽装束 崑崙八仙
/ 江戸時代
秋草蝶鈴虫蒔絵小鼓胴
/ 江戸時代
木製虫尽蒔絵脇差装矢立
/ 江戸時代
【 特別展 詳細 】
- 開催期間|9月14日(日)〜12月12日(金)
- 時 間|10:00~17:00(入館は16:30まで)
- 休館日|会期中休館日なし
-
料 金|一般 700円、大学・高校生 400円、中・小学生 300円
障害者手帳・奈良市の老春手帳・奈良市ななまるカードをお持ちの方は本人のみ無料
※入館当日、受付で手帳もしくはカードを提示された場合に限ります - 場 所|春日大社国宝殿