11月15日[金]

Narakkoスタッフおすすめのお散歩コースをご紹介♪

奈良市の学園前・富雄を中心とした北西部「西奈良エリア」。
住宅地のイメージが強いこの町にも、緑豊かな自然や歴史深い池の数々、個性豊かな美術館、美味グルメなど魅力が満載!

【歩行距離:約5km】

START
近鉄菖蒲池駅

❶ 蛙股池(かえるまたいけ)

上空から見ると社寺の梁に使われる「蛙股」の形状に似ていることからその名がつけられたと言われている。

“日本最古のため池” ってホント?

『日本書紀』の中に「倭国に高市池・藤原池・肩岡池・菅原池を作る(推古天皇15年・607年)」と記述があり、4つの池のうちの「菅原池」が現在の蛙股池だと考えられているそう。  降水量の少ない奈良盆地で、ため池は今も昔も生活に欠かせない存在だったんだねぇ。  
ちなみに、江戸時代には「大池」という名で記されているそうで、「蛙股池」の呼び名は近年に入ってから。
蛙股池
綾女新橋

他にもこのエリアには池がたくさん!

●あやめ池(菖蒲上池)

菖蒲池駅の北側、住宅街の中に広がる大きな池。池の周りには遊歩道が整備され、地域のオアシス的存在。

●大渕池

池を中心に緑豊かな公園が23.5ha広がる。広大な敷地は東西2つのゾーンに分けられ、子どもたちの遊び場も充実♪ 対岸には松柏美術館。

●蒼池〈野生生物保護区域〉

「かいとら池」、「椋谷池」、「嶋ノ奥池」と時代ごとに異なった名称が付けられ、様々な古絵図にも描かれたという古代のため池跡(現在は湿地)。ヨシや黄菖蒲など水生植物が繁茂し、2017年には絶滅危惧種指定のカタツムリが見つかった。

❷ あやめ池神社

池の中央に架かる綾女新橋を渡ってすぐ、浮島のようなところに鎮座し、蛙股池の守護神として地元の人にあつく信仰されている。

❸ 中野美術館

ラウンジ

林業を営む実業家・中野皖司氏が収集した美術品を公開。
主に明治〜昭和の日本の洋画、日本画、版画、彫刻を見ることができる。2階エントランスを降りた先、ラウンジにあるガラス張りの大きな窓からは蛙股池を隔てて小高い松林の上に大和文華館を望むことができる。

洋画展示室

❹ 大和文華館(やまとぶんかかん)

中野美術館の対岸、春日山や高円山を望む高台に建つ東洋美術品を中心とした美術館。
本館は白漆喰と深緑色の「なまこ壁」や「数寄屋造」を取り入れた特徴的な建物だ。
美術館を取り囲む「文華苑」と呼ばれる庭では季節の花木が楽しめる。

開放的なエントランスではゆったりとした時間を満喫♪

❺ 紅茶工房 レジーナ(茶葉販売専門)

レンガ造の外観がかわいらしい紅茶販売専門店。「日本でも紅茶がもっと身近な存在になってほしい」と、22年前に茶葉の販売を開始。スリランカやインドの生産国に買い付けに行き、自分の舌と目と鼻で選び抜かれた茶葉は店主自慢の一杯。

❻ つよしのコロッケ本舗

1995年開店、フレンチシェフが作るコロッケ専門店。25年以上地元で愛され続けるコロッケは季節限定を含め5種。じっくり丁寧に煮込んで作られたクリームソースと薄付きの生パン粉は本格的で上品な味。

❼ ラ・ボンヌ・サブール

国産小麦100%使用の、もっちりふわっと食感が特徴のパン屋さん。
品揃えが豊富で目移り…。店主おすすめのメロンパンはもちふわ&クッキー生地のサクホロがやみつきに。
時間がたってもふわふわな塩パンは、少しとがった塩加減がバターの風味とベストマッチ!

店内にはイートイン・キッズスペースも
GOAL
近鉄学園前駅

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