〈平群町〉十二年に一度(巳の年巳の月)信貴辨戝天御開帳

於:信貴山成福院 5/1(木)~31(土)

商売繁昌・福徳開運で知られる信貴山朝護孫子寺の成福院。その本堂「融通殿」横手奥の「三福神堂」では、5月1日~31日、十二年に一度の信貴辨戝天が御開帳されます。「三福神堂」は、財運・技芸を司る辨戝天を本尊とし、脇侍に福運・豊作の大黒天、開運・大漁の恵美酒太神が祀られています。
成福院 三福神堂
融通殿

大仏師渡邊勢山氏による造顕

この辨財天は「如意宝珠」のご縁で寄贈されたもので、大仏師渡邊勢山氏による造顕です。成福院長老と勢山氏が完成まで幾度か天川村弥山まで背に担いで登り、まことに不思議なご利益に遭遇した尊像ということです。平成7年に御鎮座入佛式、平成10年に脇侍を迎えて落慶法要が厳修されました。また三福神堂の天井画は、勢山氏夫人の渡邊載方氏によるものです。
三福神堂への参拝は随時できますが、辨財天御像は12年に一度の巳年(蛇は辨財天の使い)に開帳されます。本年5月は、さらなるご利益がいただけそうですね。
成福院 護摩祈祷

御開帳期間の行事日程
巳年・巳の月・巳の刻「三巳勝縁祈願祭」や「一粒万倍日」も

期間中限定授与

基本情報 Basic Information
信貴山成福院