天理 氷室神社ライトアップイベント
『星降る杜〜氷室に願いをこめて〜』
地元・天理市福住町で長く親しまれ、「氷の神」を祀る日本でも珍しい神社として有名な氷室神社(ひむろじんじゃ)。日々の祈りの場として、地域の暮らしに寄り添ってきたこの神社が特別な一夜にライトアップ。
2025年12月13日(土)、冬の静かな神社の森に、やわらかな光がそっと広がり、地域のみなさまの願いや想いを優しく照らすーー。そんな特別な夜をお届けいたします。
イベント開催の背景と想い
このイベントのきっかけは、一つの「出会い」でした。
私たちは、大阪で障がいをお持ちの方々の“働きたい”を応援する「就労継続支援事業所SUNNY」です。日々の支援プログラムの中で、和紙を使った光のアート作品「プラネットボール」を作成しています。
一つひとつ丁寧に手作りされたこの灯りには、利用者さんの想いや個性がやさしく宿っています。
「もっと多くの方に作品を見てもらいたい」。
そんな願いがありながらも、発表の場を広げる難しさに悩んでいた頃ーー。
私たちは、氷室神社の宮司さんと出会いました。近年、地域の人口減少などの影響で、かつてのようなにぎわいを保つことが難しくなっている氷室神社。宮司さんはこんな想いを打ち明けられました。「この場所にもう一度、活気と喜びを取り戻したい」と。
利用者さんが作る“やさしい灯り”と、神社を想う“あたたかな気持ち”。
この二つが自然につながり、「それなら一緒に灯りのイベントを開こう」と今回の企画が動き出しました。
見どころ・主なコンテンツ
ライトアップイベント演出
氷室神社の参道や境内が、プラネットボールのやわらかな光で照らされ、神秘的な夜の杜へ変わります。写真や動画の撮影スポットとしてもおすすめです。
神楽(かぐら)体験
見るだけでなく参加もできる伝統舞。大人も子どもも、日本の文化にふれるひとときが楽しめます。
願いをこめる灯りの体験
光るおみくじに願い事を書いて、「願いの木」に結びます。ひとつひとつの願いが集まり幻想的なアート空間に変化します。
あたたかい飲食出店
おでんや焼きマシュマロなど、寒い夜にぴったりな軽食をご用意。
体も心もほっこりとあたたまります。

