大阪中之島美術館
日本美術の鉱脈展
未来の国宝を探せ!
6月21日(土)〜8月31日(日)の期間、大阪中之島美術館にて『日本美術の鉱脈展 未来の国宝を探せ!』が開催されます。
日本美術には、まだ世に知られていない作者、作品が埋もれています。
例えば、伊藤若冲(1716〜1800)の場合、2000年に京都国立博物館で開催された展覧会をきっかけに、空前の若冲ブームが巻き起こりましたが、そんな若冲も、2000年以前は一般の人々にとっては「知られざる鉱脈」でした。
その後も若冲をはじめとする奇想の画家の発掘は進みましたが、縄文から近現代まで、いまだ知られざる鉱脈がまだまだ眠っています。
例えば、伊藤若冲(1716〜1800)の場合、2000年に京都国立博物館で開催された展覧会をきっかけに、空前の若冲ブームが巻き起こりましたが、そんな若冲も、2000年以前は一般の人々にとっては「知られざる鉱脈」でした。
その後も若冲をはじめとする奇想の画家の発掘は進みましたが、縄文から近現代まで、いまだ知られざる鉱脈がまだまだ眠っています。
本展では、あらためてその鉱脈を掘り起こし、美しい宝石として今後の日本美術史に定着していくことを目標としています。
観客のみなさんが、ご自分の眼で「未来の国宝」を探していただきたいと思います。
観客のみなさんが、ご自分の眼で「未来の国宝」を探していただきたいと思います。
【 日本美術の鉱脈展 詳細 】
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《 開催期間 》
2025年6月21日(土)〜8月31日(日) -
《 時 間 》
10:00〜17:00(最終入場 16:30)※一部日程において開館時間延長あり
【開館延長日時】
2025年7月18日から8月30日までの金曜、土曜、祝前日の17:00〜19:00
(7月18〜20日、25日、26日、8月1日、2日、8〜10日、15日、16日、22日、23日、29日、30日) -
《 休館日 》
月曜、7月22日(火)※7月21日(月・祝)、8月11日(月・祝)は開館 -
《 会 場 》
大阪中之島美術館 4階展示室 -
《 料 金 》
一般 1,800円、高大生 1,500円、小中生 500円
主な出品作品
伊藤若冲《竹鶏図屏風》
寛政2(1790)年以前
二曲一隻
円山応挙《梅鯉図屏風》
天明7(1787)年
二曲一隻
伝岩佐又兵衛《妖怪退治図屏風》
江戸時代(17世紀)
八曲一隻
福島県指定文化財
雪村周継《瀟湘八景図帖》より
《山市晴嵐》
室町時代(16世紀)
画帖8面のうち1面 福島県立博物館
重要文化財
式部輝忠《巖樹遊猿図屏風》
室町時代(16世紀)
六曲一双 京都国立博物館
※展示期間:7月29日から8月31日まで
※展示期間:7月29日から8月31日まで
特別出品
伊藤若冲《釈迦十六羅漢図屏風》
デジタル推定復元 2024年
八曲一隻 TOPPAN株式会社
戦災によって焼失したと思われ、現在では小さな白黒図版のみが残る屏風。最新のデジタル技術と学術的知見の融合で復元されました。
関連イベント
講演会
「日本美術の鉱脈を掘り起こす」
「日本美術の鉱脈を掘り起こす」
【 講演会 詳細 】
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《 開催日時 》
2025年6月21日(土) 14:00〜15:30(開場 13:30) -
《 登壇者 》山下 裕二
(本展監修、明治学院大学教授) -
《 会 場 》
大阪中之島美術館 1階ホール -
《 定 員 》200名
(先着順、事前申込不要) -
《 参加費 》無料
※ただし本展の観覧券(半券可)が必要