特別展「天翔る飛鳥 烏頭尾精の世界」
明日香村出身の画家で満93歳になる現在まで精力的に作品制作を続ける鳥頭尾精。
本展覧会では、16年の歳月をかけて奈良や京都の古都を描いた「古都シリーズ」の最後を飾る「あすかシリーズ」が令和6年(2024年)に完成したことを記念して、奈良の古都(飛鳥・藤原・平城)を描いた作品12点を一挙公開。
烏頭尾の描く風景画は、澄んだ色彩と穏やかな画面のなかに古代の人々の情感が漂うような画風で、その土地のもつ空気感までも感じられるようです。
本展覧会では、16年の歳月をかけて奈良や京都の古都を描いた「古都シリーズ」の最後を飾る「あすかシリーズ」が令和6年(2024年)に完成したことを記念して、奈良の古都(飛鳥・藤原・平城)を描いた作品12点を一挙公開。
烏頭尾の描く風景画は、澄んだ色彩と穏やかな画面のなかに古代の人々の情感が漂うような画風で、その土地のもつ空気感までも感じられるようです。
烏頭尾は、京都市立美術大学(現・京都市立芸術大学)を卒業後、美術教諭として教鞭をとる傍ら作品制作を続け、初期のころは「鳥」を多く描き、歩く鳥から飛ぶ鳥へ、そしてその鳥たちが風景の中を飛翔しはじめ、やがて古都の風景が作品の主役となっていきます。
本展では、初期から現在までの画業70年のあゆみをたどるとともに、長年の制作活動の裏側を垣間見ることのできる小品を数多く展示。
烏頭尾の学生時代の緻密な模写や写生、水墨画に木版画、人体表現の素描など、さまざまな表現を追求した烏頭尾の知られざる側面にもスポットをあてます。
烏頭尾の学生時代の緻密な模写や写生、水墨画に木版画、人体表現の素描など、さまざまな表現を追求した烏頭尾の知られざる側面にもスポットをあてます。
【 特別展 詳細 】
- 開催期間|7月12日(土)~9月15日(月・祝)
- 休館日|毎週月曜(月曜が祝日の場合は翌平日)
- 開館時間| 10:00~17:30(17:00最終入館)
- 会 場|奈良県立万葉文化館 日本画展示室
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料 金|一般1,000円、高・大学生500円、小・中学生300円
※国内の小・中学生、高校生、18歳未満の方は無料。