第1回 なら華邨賞 受賞作品展
華邨から時代をつなぐ、次代をになうあなたの書へ
奈良市名誉市民であり、「かな書」の第一人者としてかな書の分野で初の文化勲章を受章した杉岡華邨(1913-2012)は、平安時代から脈々と受け継がれてきた日本独自の文化である「かな」が、現代の芸術として発展した時代を支え、自らの書美を追い求めた書家の一人として活躍しました。また、大阪教育大学教授を務めるなど数多くの後進の指導教育にあたり、書道界の次代を担う若手作家の育成にも尽力し、書道文化発展にその生涯を捧げました。
このたび杉岡華邨の業績を顕彰し、墨や筆を伝統産業とする奈良から新たな書道文化を発信するとともに、新たな時代の書道文化を担う若手作家の発掘と育成を目的として「なら華邨賞」を創設し公募展を開催することにいたしました。
本展では、応募作品より厳正なる審査により選ばれた「なら華邨賞」(第1席)と「寧楽賞」(第2席)、「南都賞」(第3席)各1点を含む上位入選作品22点を紹介します。その生涯を書に捧げた華邨の志を受け継ぎ、日本の書道芸術文化の次代を担う、40歳以下の新進気鋭作家の作品をご覧いただき、今後のさらなる成長に期待を込めて温かく見守っていただけると幸いです。
本展では、応募作品より厳正なる審査により選ばれた「なら華邨賞」(第1席)と「寧楽賞」(第2席)、「南都賞」(第3席)各1点を含む上位入選作品22点を紹介します。その生涯を書に捧げた華邨の志を受け継ぎ、日本の書道芸術文化の次代を担う、40歳以下の新進気鋭作家の作品をご覧いただき、今後のさらなる成長に期待を込めて温かく見守っていただけると幸いです。
展示会開催中のイベント
第1回 なら華邨賞 表彰式
第1回なら華邨賞の表彰式にて、受賞者によるスピーチ等を行います。
なら華邨賞の表彰式に先立ち、第1回ミニ華邨賞書道コンクールの特別賞表彰も行います。
なら華邨賞の表彰式に先立ち、第1回ミニ華邨賞書道コンクールの特別賞表彰も行います。
- 開催日時|11月30日(日) 14:00~
- 会 場|ならまちセンター市民ホール(奈良市東寺林町38)
高木厚人館長によるギャラリートーク
第1回なら華邨賞の表彰式に先立ち、高木厚人館長によるギャラリートークを杉岡華邨書道美術館にて開催します。
- 開催日時|11月30日(日) 13:00~
出品作家によるギャラリートーク
- 開催時間|各日14:00〜
- 開催日および出品作家(敬称略)
- 11月16日(日) 川代健次郎、佐藤優弘、富川展行
- 11月29日(土) 大沢尚詩、竹永彩由美、西野瑆嵐、畠田心珠
- 12月20日(土) 北川智輝、西岡勇太、福元清蘭
- 12月21日(日) 北山翆心、落合恵理、前田青柊
- 2026年1月17日(土) 鎌田龍佑、阿座上 将、佐藤汀雪、柳澤美希
※ギャラリートーク参加作家は変更となる場合がございます
書道実技講座「カレンダーを書こう」
筆書きで自分だけのオリジナルカレンダーを書くワークショップです。
- 講 師|秋山英津子先生(日展会友)
- 開催日時|11月23日(日) ❶12:00~ ❷14:00~
- 受講料|1,500円(材料費含む)
- 定 員|各10名程度
- 申し込み|Eメールまたは往復葉書/ 希望の時間を(第一希望、第二希望など)明記
※要・事前申込
※使い慣れた書道用具や落款印などあればお持ちください
※書きたい言葉など事前に考えてご参加ください
※使い慣れた書道用具や落款印などあればお持ちください
※書きたい言葉など事前に考えてご参加ください
【 展示会 詳細 】
- 開催期間|2025年11月1日(土)〜2026年1月18日(日)
- 時 間|9:00〜17:00(最終入館 16:30)
- 場 所|奈良市杉岡華邨書道美術館
- 休館日|月曜(祝日の場合翌平日)、祝日の翌日(その日が平日の場合)、年末年始
- 観覧料|一般 300円、高校生以下 無料、身体障害者手帳・療育手帳又は精神障害者保健福祉手帳の所持者及びその介護者無料、奈良市在住の70歳以上 無料






