〈奈良〉芸術の秋は町家の芸術祭『はならぁと』へ♪ 2026年開催の5エリアを紹介

奈良の歴史的な町並み・町家と現代アートの融合空間

「奈良・町家の芸術祭 はならぁと」は奈良県内の歴史的な町並みや町家を舞台に、現代芸術により地域を活性化させようという取り組み。2011年の誕生以来、住民・アーティスト・ボランティアが展示の場を協働で作り上げてきました。
メインビジュアル:柴田ヒデヤス フライヤーデザイン:ムソウシンゴ
これまでにはならぁとを開催した地域は24エリア、そして、空き家だった建物が利活用された事例は46件になりました。2024年には、その取り組みが評価され、総務省「ふるさとづくり大賞」団体表彰を受けました。
16回目の開催となる本年は、運営体制を県共催から〈地域主体〉へ刷新して2年目。初開催の2つの地域が加わり、三郷信貴山下、橿原今井、吉野三茶屋、葛城新在家、橿原八木まちの5つのエリアが手を取り合い、奈良から世界へ“まちの未来”の創造を目指します。

三郷信貴山下エリア

信貴山 平群・三郷 空き家アートプロジェクト

空き屋を単なる負の遺産ではなく、表現のプラットフォームとする挑戦的なプロジェクト。
信貴山麓の起伏に富んだ地形を活かした坂にある『石階段』の家を舞台に設定。古くからの歴史が残る信貴山麓ならではの情緒と空き家の持つ潜在的なポテンシャルをアートの力で発見し、地域の魅力を引き出す。

橿原今井エリア

アートが導く「住んで、暮らし、商う町」

2026年4月12日の日本経済新聞の別刷紙「NIKKEIプラス1・何でもランキング」「暮らしつなぐ伝統の町並み」の記事で、1位白川郷に続いて今井町が2位にランキングされました。
このランキングは「時を超えていにしえの生活が息づく町並みに迷い込む。そんな錯覚にとらわれる伝統的建物が連なる場所が各地にある。地域の人々が守り、内外の旅人を魅了する歴史ある町並みを選んだ。」と記事にあるように住民が昔から連綿として生活している町に焦点を当てて評価しています。
中世よりSDGsを町全体で実践し続け今日に蘇った今井町の古民家群こそは、芸術とのコラボレーションにより一層奥深さをきわだたせます。

吉野三茶屋エリア

ひとやすみ - 感覚と言葉のあいだ -

言葉として定義される前の微細な感覚や、日々の忙しさの中で流されてしまう感受性に光を当てる。
「ひとやすみ」という行為を通じて、自己の内面と対話する静謐な時間を提案する。本プロジェクトは単発のイベントに留まらず、地域に開かれた持続的な場への転換を目指しており、特に次世代を担う子どもたちの感性を育む教育的側面も重視している。

葛城新在家エリア

アートと伝統・歴史が融合するまちづくり

江戸時代から続く「旧中川酒造」の歴史的遺産である酒蔵と邸宅を、現代アートの舞台「葛城ベース」として活用する。
古民家が持つ重厚な伝統的空間と、現代アーティストたちの瑞々しい感性が衝突・融合することで、歴史の新たな積層を創り出す。地域に眠る建築資源の魅力をアートを通じて顕在化させる試みである。

橿原八木まちエリア

八木で花ひらく 町家とアートとワークショップ

日本最古の官道である下ツ道と横大路が交わり多くの人々が往来し賑わった町、八木まち。
二つの古道の交差点である八木札ノ辻エリアを中心に、保存活用されることになった畝傍駅、古道沿いにある町家をアート作品の展示や交流会場として、飛鳥・藤原の世界遺産登録を祝うイベントとしても、この地域の魅力を発信し高める機会としたい。

イベント概要 Event Summary

開催日
2026年10月17日(土)〜2026年11月23日(月・祝)
開催時間
10:00~16:00
葛城新在家エリアは17:00まで
開催場所
三郷信貴山下エリア/橿原今井エリア/吉野三茶屋エリア/葛城新在家エリア/橿原八木まちエリア
お問合せ
MAIL:[email protected]
WEB:https://hanarart.jp/2026/index.html

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