奈良の学生主体のイベントが平城宮跡で
奈良市内の7つの大学が連携し、学生主体で企画する新しいイベント奈良合同文化祭「平城半神話大系(へいじょうはんしんわたいけい)」が11月30日(日)、平城宮跡歴史公園で開催されます。
イベント名は、奈良にゆかりのある作家・森見登美彦氏の小説「四畳半神話大系」にちなんで名付けられました。
この物語は、主人公である京都の大学生がバラ色のキャンパスライフを送るため、さまざまなサークルに挑戦するも、恋も友情も人生も思い通りにいかない葛藤の日々。何を選ぶかよりも、自分がどう行動するかで世界は変わる――そう気づいたとき、四畳半の閉じた日々から一歩を踏み出す物語。
このストーリーに共感した奈良の学生たちが、自分たちの四畳半を奈良の平城京に重ね、始まったのが本イベント。2023年に奈良大学の自治会執行委員会の有志5名で立ち上げ、2024年にはプレイベントを実施、本年11月30日についに第一回目の開催へとつながりました。
世界遺産で文化祭
若者による等身大のイベントをぜひ会場で
当日は、アートやパフォーマンスステージの他、ワークショップや大学での研究展示など約30団体の参加を予定。
奈良大学、奈良女子大学、奈良学園大学、帝塚山大学、奈良教育大学、奈良県立大学、近畿大学農学部の7大学が連携し、学生が主体となってイベントの企画から会場選定、資金集めや当日までのスケジュール調整など、約2年をかけて意見交換をしてきた本イベント。歴史的なこの地で、個性あふれる学生達の創り上げるイベントが楽しみです。
詳細は公式インスタグラム等で確認を。







