2020.11.24 Narakko管理者 冬直前。第3波、第4波の感染リスクに備えよう 2020年秋、新型コロナウイルスの猛威は衰えず、感染者が増え続けている。感染拡大のリスクが高まるとされる冬本番に備え、私たち一人ひとりができることはなんだろう? 今回は「未病漢方」をテーマに、考えてみる。【取材場所】漢方の一陽館 学園前店 ナラミさん漢方が気になっている40代主婦。 樫谷陽子先生漢方の一陽館代表。薬剤師・不妊カウンセラー。 先生、こんにちは。新型コロナの勢いが止まりません。感染者の数が増えていて、とても怖いです。。。 コロナに限らず、冬場は、風邪やインフルエンザなどの感染症が流行する季節です。空気が乾燥してウイルスが活発になるのと、寒いから換気不足になります。その結果、感染しやすい状態が生まれます。 うつらないためには、何を心がければよいのでしょうか? 基本は、マスクをする、こまめな手洗い・うがい・手指消毒、人混みを避ける、1時間に1回の換気…などの感染予防が第一です。 今や、当たり前にみんなが心がけている習慣ですよね。 「未病」を治して、感染リスクを減らそう その上で、感染しにくいカラダづくりに努めましょう。漢方の世界では、「未病を治す」という考えがあります。未病とは、例えば、冷え、不眠、肩こり、便秘、生理不順など、まだ病名がついていない不調のこと。じつは、未病になると、私たちに本来備わっている免疫機能が100%発揮されないので、感染症にもかかりやすくなるとされます。 あっ、私も冷え症です。まさに未病状態だ・・・未病を克服するには、どうしたらよいのでしょうか? やっぱり規則正しい生活習慣が大事です。十分な睡眠、栄養バランスの取れた食事、適度な運動、カラダを冷やさない、なるべくストレスを減らす、笑う…など。その上で、生活の中に、漢方薬を取り入れることをお薦めしたいです。 漢方薬とは、「未病を治す」「保健薬」という用途があるくらい、体に無理をかけず自然に、体力を補ったりバランスを整えたりする働きがあります。漢方薬に含まれる成分は、生薬といわれ、根や樹皮、葉、種子、果実などの植物由来が多く、中には日頃我々がよく口にする食材もあります。ですので、感染予防のために漢方薬を積極的に活用するというのは、安全かつ便利な方法だといえます。もちろん服用にあたっては、専門の医師、薬剤師の助言を聞いた上で行ってください。 近くの漢方薬局に相談したいのですが、信頼できる薬局は、どのように調べたら良いですか? 一般社団法人漢方産業化推進研究会が、「信頼できる漢方薬局リスト」というものを作成し、公表しています。すべての漢方薬局を網羅したものでありませんが、以下も参考になるかと思います。当局も掲載されています。https://kampo-promotion.jp/topics/2020/05/20200508140850.html 風邪の諸症状を感じたら、医師の診察を! 未病状態ではなく、発熱や咳、痰や味覚異常などの風邪に似た諸症状が出ている方は、必ず医師へ相談してください。特に、症状が進んでしまっている方は、一刻も早く、専門医の診察が肝要です。 漢方薬に頼りすぎというのも、逆に危ないということですね。 はい、その通りです。漢方は、万能薬ではありません。その一方で、西洋薬と漢方薬と併用することで、症状の緩和が早まり、予後の回復も早めることができるという報告もあります。それは、漢方の力によって、カラダの基礎免疫力が向上し、西洋医学の薬も効きやすくなっていると考えられています。興味深い例ですが、とある大学病院では、新型コロナ感染症予後の、倦怠感・呼吸困難などを訴える患者には、炎症を和らげる漢方や、喉の不快感を取り除くのに、漢方を服用させるケースが多いそうです。この西洋薬と東洋薬との組み合わせについては、まだまだ研究途上の分野ですが、効果的な治療法が確立されていくと信じています。 未病にも、予後にも、漢方を取り入れることの重要性がわかりました。ありがとうございました! Narakko! 特別クーポンプレゼント! 本記事を読んでいただいた皆さまに漢方の一陽館で使える特別クーポンをプレゼントします。クーポンの有効期限は、本記事の掲載日から1か月です。八木本店か学園前店に、漢方相談を予約いただくと、皆さんお一人おひとりの体質・体調に合った漢方(サンプル)をプレゼント! お店への予約時に、「Narakko!の記事を読んで、お問い合わせしました!」とご連絡ください。 オンライン相談はコチラから 漢方の一陽館は、スタッフが全員女性です 本質的な美しさと健康にこだわる、輝く女性のためのお店です。お困りの症状やお悩みにピッタリの漢方薬をおすすめします。 漢方の一陽館 公式ホームページ Facebook Twitter Instagram 一陽館では、” 人間が本来持つ力を、自然の力によって引き出し、整える”という、もっとも歴史の長い「古方派漢方」をベースに、西洋医学の「対症療法」ではなく、体質そのものを改善する「原因療法」を目指します。 2020.5.9(土)移転リニューアル!漢方の一陽館薬房 学園前店〒631-0036 奈良市学園北1-14-8 電 話 0742-51-6855時 間 10:00~18:00定休日 木曜・日曜・祝日 漢方の一陽館薬局 八木本店〒634-0078 奈良県橿原市八木町1丁目11番7号電 話 0120-50-9301時 間 10:00~18:00定休日 木曜・日曜・祝日 取材協力/漢方の一陽館 学園前店 *奈良っこオリジナル記事です