観光案内 まほなび
吉 野 寺院・神社
丹生川上神社(中社) ◇にうかわかみじんじゃ(なかしゃ) ◇吉野郡東吉野村
御祭神の罔象女神(みづはのめのかみ)は水、雨を掌る大神で、祈雨・止雨の神として、奈良時代(763年)の淳仁天皇の奉幣祈晴をはじめ、室町時代に至るまで数10回の奉幣祈願がなされ、朝廷・国家また人々より篤い崇敬を受けてきた。
朝廷の奉幣にあたり旱魃の際の祈雨には黒毛の馬を、長雨の際の止雨には白毛の馬を奉るを例とした。
平安時代の「延喜式」(927年)では、名神大社という特に霊験あらたかな神社として月次、新嘗祭に際し官幣に預かり雨師社・雨師明神・丹生大明神とも称され、また平安中期以降には朝廷における最高の社格となる「二十二社」の一つに数えられた。
戦国時代以降には丹生川上神社の所在地が不明となってしまい、現在は上社(川上村)、中社(東吉野村)、下社(下市町)の三社別々の神社となっている。登記上「丹生川上神社」は中社になる。
瑞垣内にある石燈籠は重要文化財に指定されている。
データ
所在地奈良県吉野郡東吉野村小968
TEL0746-42-0032
祭 神罔象女神
URLwww.niukawakami-jinja.jp
丹生川上神社(中社)
makican
makican
makican
ページのTOPへ