アルカイック建築設計事務所
スタディーコーナー/筆記用具など小物が入って 重宝なチャーチチェア

幼少の頃からシルバニアファミリーが好きで、いつかフランスの田舎の一軒家みたいな家に住みたいと思っていたパーソナルトレーナーのAiさん。学生の頃から憧れていた設計事務所と一緒にリノベーションに着手した。  

シンクに立つとサンルームやリビングまで見通せる。 コンロを振り向くほうが横移動より楽で早い

サンルームの増設を手はじめに、I型キッチンをアイランド型にし、2階の模様替え、主宰するヨガ・ピラティス個人レッスンスタジオ増築など順々に手を加えた。「こんなふうにしたいんだけど」とつぶやくだけで、Aiさんの意が汲まれた。今春中3になる長女と中1になる長男は、宿題をシンクの向かいでするので、炊事しながら子どもの話を聞いたり、ダイニングテーブルのご主人と話したりする。「シンクに向かっている時間は意外と長く、家族の会話がすごく増えましたね」と。  

サンルーム
プライベートレッスンスタジオ 「unsourire(アンスリール/笑顔)」

また、住みながらの改築工事で、職人さんたちの一生懸命な姿がつぶさに見え、家を皆で創り上げた感で、家への愛着がより強いそうだ。

T邸(木津川市)築16年
【設計・施工】アルカイック建築設計事務所
【施主】T夫妻、長女(中3)、長男(中1)、猫(スコティッシュフォールド)

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*yomiっこ2019年5月号掲載の情報です

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