【奈良市】コナベ古墳(小奈辺陵墓参考地)

●こなべこふん(こなべりょうぼさんこうち)

応神天皇陵と相似関係にある巨大古墳

佐紀盾列古墳群(さきたたなみこふんぐん)の東群を構成する代表的な古墳。

5世紀前半の前方後円墳で、周囲には墳丘を取り囲むように陪塚(副葬品などを埋める円墳や方墳)が多数築かれている。墳丘長は204mで全国では31番目の大きさを誇る。

また古墳の形が、市庭古墳(平城天皇陵)や大阪府の誉田御廟山古墳(応神天皇陵)と相似関係であるという指摘もあり、その関係性が注目される。

被葬者は、第16代仁徳天皇の妃・磐之媛と考えられ、宮内庁から陵墓参考地に治定されている。

基本情報 Basic Information
コナベ古墳(小奈辺陵墓参考地)/こなべこふん(こなべりょうぼさんこうち)
  • 住所: 奈良市法華寺町