〈葛城市〉消えゆく町の名産を知って「二輪菊プロジェクト」始動 2025.7.8 鮎 日本一の産地の誇りをもう一度!市役所前で苗株の販売会を実施 去る7月4日、奈良県葛城市の葛城市役所玄関前で市の名産品である「二輪菊」の販売会が市民有志らによって開かれました。 二輪菊は一つの茎に二輪の花を咲かせるように仕立てられた菊で、主に生け花における秋の花材として重宝されています。 葛城市(とくに旧新庄町)では、二輪菊の生産が盛んで生産量は日本一を誇ります。しかし、需要の減少や生産者の高齢化により、生産量は大幅に減り、生産者も数軒のみとなっているそう。 そこで消えつつある二輪菊を何とか残したい! 市民にももっと二輪菊を知ってもらいたいという思いで、同プロジェクトが立ち上げられました。 販売会には二輪菊の苗株240株を用意。苗2株と二輪菊のイラストを描いたオリジナルバッジのセットを500円で販売しました。市民をはじめ市役所職員も購入に訪れていました。 日本一の二輪菊を次世代へ。小さくも大きな一歩を歩み始めます!