【奈良ふしぎ】蛇にまつわる伝説と神事も伝わる地あなたは読める?奈良の難読地名「蛇穴」 2026.5.13 鮎 見たい!知りたい!『ならふしぎ』奈良にまつわる不思議をお届け♪ 言い伝えや伝統、街かどのちょっとした疑問を解決したりしなかったり...。 御所市の中心市街地から少し南に下った所に「蛇穴」という集落があるのですが、みなさんはこの地名が読めますか? 正解は「さらぎ」と読みます。 由来には諸説あり、「サラ」=新しい、「ギ」=来で、新たにこの地へやってきた(もしくは帰化した)人が住んだことを指す説や、蛇がとぐろを巻く様子を「サラキ」と言ったことに由来する説などが挙げられています。 蛇塚 野口神社 同地区に鎮座する野口神社も蛇とゆかりのある神社。役行者に恋をした娘が蛇となるも、その姿に驚いた村人がみそ汁をかけ、巨石で井戸の中に閉じ込めたという説話が伝わっています。境内にはその娘を供養するための蛇塚もあります。 同社では毎年5月5日に、村内を藁で作った蛇綱(じゃづな)を曳いて回り、豊作を祈る「蛇綱曳き」が行われています。説話にちなみ、蛇綱にみそ汁をかける「汁かけの儀式」を行うのが蛇穴独特の風習で「汁かけ祭り」の名でも知られています。かつては見物人にもみそ汁をかけていたそうですよ。 汁かけの儀式(画像提供:Facebook 御所ガール) 蛇綱曳き(画像提供:Facebook 御所ガール)