2026.3.19 やーさん 奈良は〝かき氷の聖地〟 真冬にも訪れるゴーラーさんたち 寒さに凍えるような冬でも奈良の創作かき氷店はにぎわっています。〝ゴーラー〟と呼ばれるかき氷ファンは、日本全国から奈良のかき氷目当てに訪れてくれるのです。特に春から秋にかけては、『奈良かき氷ガイド』(奈良かき氷ガイド制作委員会)を手にした客で長蛇の列となります。 ブームの火付け役となったのが、2015年、氷室神社発案により同ほうせき箱の代表社員・岡田桂子さんたちの奈良かき氷ガイド製作委員会が発行した上記冊子の前身『奈良かき氷MAP』。県内のカフェやレストランで提供する創意工夫のかき氷を写真と共にお店情報・予約方法なども丁寧に紹介し、スタンプラリーも楽しめるガイドブックです。以来『奈良かき氷ガイド』と名前を変えながら毎年発行(2026年度は4月25日発行予定)、2025年は47店が協賛、その人気は変わらずヒートアップ中です。 また奈良には、奈良時代の天皇が夏にはかき氷を食べたという記録が木簡にも記されていました。氷を夏まで貯蔵しておいた氷室跡や氷にまつわる祭祀を司った氷室神社も残っています。その意味でも奈良が氷(かき氷)の聖地と称されるのです。 このガイドブックをお供にかき氷めぐりを楽しみながら、奈良の奥深い歴史や文化にも触れる旅を楽しんでください。 〝かき氷の聖地・奈良〟を代表する店で、 桜花爛漫(おうからんまん)氷を召し上がれ その〝かき氷の聖地・奈良〟を定着させた店「ほうせき箱」は、近鉄・JR奈良駅から徒歩約10分。奈良市のメインストリート「もちいどのセンター街」の中ほどにあります。 予約優先(webで前日21:00~)で、順番が近づいたらお知らせしてくれるので並ばずに済みますし予定も立てやすいですね。もちろん、空いていればすぐに入れます。 春限定の氷はその名も「春氷」。早春の2月下旬から4月中旬までいただけます。春の野山の萌える緑とピンクを、苺ミルクとスタッフが黙々と殻をむいて練り上げたピスタチオペーストで描きます。奈良県西吉野産の百花蜜の優しい甘みをピスタチオの塩味が引き立てて、のどかな春といった感じの味です。植村牧場(奈良市)のミルクエスプーマ上には、本物の桜花に柿の葉茶とルビーチョコで枝を描き、ピスタチオのウグイスが鳴きます♪ 春氷 1,800円 ちなみに「ほうせき箱」の「ほうせき」ですが、奈良の方言で「ほーせき」という言葉があり「おやつ」や「甘味」の意味があります。もちろんキラキラ輝く「宝石」のようなかき氷と思ってくださっても奈良県民としてはうれしい限り。 春氷 1,800円