〈明日香村〉国宝壁画が残る明日香を代表する古墳『キトラ古墳』 2026.7.8 鮎 高松塚古墳に次いで発見された日本屈指の装飾古墳 キトラ古墳は、丘陵南斜面を大きく削平して造られた、直径約14m、二段築成の円墳。墳丘は版築工法で造られ、石室は二上山の凝灰岩を使った横口式石槨です。 この地区の「北浦」という地名が転じて「キトラ」と呼ぶようになったという。石槨内は漆喰で覆った後、壁画が描かれています。 天井には天文図、四方に玄武、青龍、朱雀、白虎の四神図が、さらに獣頭人身像が確認され、四面に3体ずつの十二支像が描かれ、2019年には国宝に指定されました。 発掘調査により、木棺内部は朱色に塗られていたこと、人骨と歯の鑑定により、熟年以上の男性1人が埋葬されていたこと、高松塚古墳とは壁画の描法に違いがあることなどがわかっています。