【奈良市】旧柳生藩家老屋敷

●きゅうやぎゅうはんかろうやしき

奈良では数少ない武家屋敷

幕末に柳生藩の財政再建を成し遂げた家老・小山田主鈴が第10代藩主・柳生俊章から土地を賜り、嘉永元年(1848)に上棟した旧隠居宅です。大規模な石垣は、天保12年(1841)に尾張国の石工が築いたと刻まれています。

昭和39年(1964)に作家・山岡荘八が屋敷を購入し、この地で柳生宗矩を主人公にした小説『春の坂道』の構想が練られました。後に同タイトルでNHK大河ドラマにもなっています。

山岡荘八没後の昭和55年(1980)に奈良市に寄贈され、翌年から小山田主鈴と柳生藩、山岡荘八に関する資料館となりました。

基本情報 Basic Information
旧柳生藩家老屋敷/きゅうやぎゅうはんかろうやしき
  • 住所: 奈良市柳生町155-1
  • 営業時間: 9:00~17:00(16:30最終入館)
  • 定休日: 12/27~1/4
  • TEL: 0742-94-0002(柳生観光協会)
入館料: 大人350円、小中生170円