2匹の猫を飼い、双子の子育てを行うNさん。昨年秋にダイニングテーブル、ソファを置いた椅子の生活から、座卓を用い床に近いロースタイルの暮らしを始めた。
「子どもたちが1歳を過ぎて動き回るようになり、椅子の上に立ち上がるのを見て危なく感じたことがきっかけです」とNさん。座卓選びでこだわったのは天板だ。何度も店舗に足を運び数ある樹種から選んだのは無垢材のマホガニー。存在感のある赤茶色の木肌に美しいリボン状の木目が入る。表面は木の持ち味を活かすオイル塗装で仕上げ、両端は樹皮を落として波打つ様に加工。完成した座卓は自然な風合いに。
ダイニングセット、ソファを取り払い、座卓を中心に備えたリビングは、広々とし子どもたちも動きやすい安全な空間となった。「座卓を置くようになって床に接する生活となりました。無垢の木のぬくもりを感じられて気持ちがいいです」とNさん。