来たる8月23日（水）に、奈良市立大宮小学校で、子どもロケット体験教室が開催されます。対象は奈良市近郊に在住する学生で先着15名（小学生から高校生まで）。このロケット教室の生みの親は、植松努さん。北海道でロケット開発・宇宙開発に携わり、あの「下町ロケット」のモデルとされている人物です。製作するモデルロケットは、本物のロケットと同じ原理。発射ボタンを押すと、0.3秒で時速200キロ超のスピードに到達し、上空高くまで打ちあがり、その後自動でパラシュートが開いて、ゆっくり地上に戻ってきます。小さいけれど、大人顔負けの本格仕様なんです。主催者は、奈良市で農福連携事業を行っている「特定非営利活動法人エムワイピー農場・MYP食品作業所」。滋賀県で子どもロケット体験教室を行っている「NPOくさつ未来プロジェクト」の協力で開催されます。

「これほど本格的なロケット体験教室は、奈良で初開催となります。これまで滋賀県などで開催されて毎回大好評のイベントです。今回のロケット教室を通じて、科学をもっと好きになってもらえれば。将来、宇宙開発や科学技術の世界で活躍してもらえればうれしいですね」と、エムワイピーグループの増井義久代表。夏休みの自由研究にも最適のイベントです。