〈天理市〉女子高校生が営む地域食堂「スマイルリレー」開催。地域の人々の笑顔つなぐ

地域食堂「スマイルリレー」の第3回が開催されました!

育英西高校に通う2年生・奥田心音さんは、お母さんが営むお店を借りて2〜3か月に一度、地域食堂「スマイルリレー」を開催中。7月5日に行われた第3回にお伺いしました。

心音さんは、お母さんがお店の売り上げの一部をひとり親家庭を支援する「おてらおやつクラブ」に寄附していることを知り、子どもの貧困問題に興味を持ったそう。

自身も小学5年生から、おてらおやつクラブをはじめ、イベントを主催したり、子ども食堂を手伝ったりとさまざまなボランティア活動に参加してきました。

これらの取り組みが評価され、「ボランティア・スピリット・アワード」でコミュニティ賞(23年)とブロック賞(24年)も受賞しています。

7月のメニューはカレードリア。チーズたっぷりで食べやすい辛さ、ししとう(ピーマン?)とナスの夏野菜コンビもカレーと相性ピッタリでおいしかったです。

野菜は、売り物にならず廃棄される予定だったB品を使うなどSDGsの取組も。今回は市議会議員や、大和郡山市の旬の駅トドロキ店からも提供があったようです。

10時半の開店以降、11時頃には続々とお客さんが訪れ、私が帰る頃には数人の待ちができていました。結果的に、この日は約120人の方が来られたそうです。

地域食堂は食事を必要とする子どもや独居高齢者の食事支援。食事に困ってない人が食べに行っていいのかと悩みますが、こうした活動に触れることも大事だと感じました。

身をもって知ることで問題を自分事のように考えられますし、またこれを広く知らせることで支援の輪を広げることもできる。大小はあれど、できることはあるということですね♪

次回は10月上旬の開催予定。駐車場は台数に限りがあるので、できる限り公共交通の利用がおすすめ。JR櫟本駅からは添上高校側に徒歩10分と近いですよ!

笑顔を繋いでいきたいという思いで付けられた「スマイルリレー」。ぜひ一度訪れてもらって、みなさんも一緒に笑顔のバトンを繋いでいきましょう♪

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