【明日香村】高松塚古墳

●たかまつづかこふん

築造当時の二段築成の円墳に復元されているよ!

「飛鳥美人」で有名な彩色古墳の代表格

昭和47年(1972)3月の発掘調査で、石槨内から彩色壁画が発見され、一躍有名になった壁画古墳で国特別史跡。これ以降の「飛鳥ブーム」の火付け役ともなった大発見であった。

壁画は、北壁に玄武、東壁に青龍、西壁に白虎が描かれており、中国から伝来した四神思想に沿っている。また側壁にはそれぞれ、朝堂儀礼のスタイルで描かれた女性群像、男性群像が4人ずつ描かれ、当時の衣裳を知る資料となった。

古墳内部のようすは、隣接の壁画館で知ることができる。

基本情報 Basic Information
高松塚古墳/たかまつづかこふん
  • 住所: 高市郡明日香村平田444