1957年から茶づくりをしているというたつみ茶園(月ヶ瀬長引)を訪ね、製茶工場の見学をさせていただきました。
オフシーズンでしたが、大和茶宣伝大使でもある巽直弥代表の丁寧な説明は、まるで摘み取られたばかりの茶葉が、そこで実際に蒸し→冷却→粗揉→揉捻→精揉→乾燥→乾燥の過程を踏んでいるかのようでした。
新芽の硬軟を見極めた温度や時間・強さの管理もさることながら、茶畑での摘み取りから工場で蒸しに入るまでの数十分が勝負とのこと、おいしい大和茶ができる陰には神経が磨り減るような努力や苦労があることを知りました。