2022.9.25 やーさん 派手可愛い「トゥクトゥク」が目印の古民家 リニューアルOPEN 日本在住16年になるタイ人店主、マハーリット パイシットさん(愛称ジョー)。 大阪のタイ料理&食材販売店で10年働いた後、2019年に奈良で独立。奈良市高畑町で顧客も付いた頃、近所の火災で類焼、JR奈良駅南東(駅から徒歩数分)に間借り営業していましたが、2024年末に斜め前の一軒屋に移転リニューアル。古民家の床や壁など内装をセルフで改葬、インテリアや壁いっぱいのタイの風景画など、タイムードあふれる空間に仕立てました。 外観が普通の二階建て民家なので気づかれにくいとのことですが、ブロック塀の中の派手可愛い「トゥクトゥク」(タイの三輪タクシー)が目に入ったら、そこがシャーングルンです。 タイ人店主がタイ直輸入食材を使って調理 食欲をそそるスパイスや香味野菜による個性的な風味 近年、日本でも人気が高く、熱烈なファンも多いタイ料理。香辛料や香味野菜による個性的な風味が食欲をそそりますよね。 シャーングルンでは、本国タイから直輸の香辛料や米、野菜などを使います。それら食材の販売もしているので、その豊富なスパイスをうまく組み合わせたオリジナルのソースによる味付けが売りです。甘味、辛味、酸味、塩味などをひとつの料理に詰め込むのですが、それらの一つひとつが絶妙なバランスで融合しているところが人気のようです。 自慢の無添加オリジナルソースのタイ味がベースですが、辛さは日本人向けにマイルドからホットまで調整してくれますのでご安心を。 イチオシは『ガパオライス』と『パッタイ』。 タイの人気ビールや希少ウイスキーなども揃う 人気メニューはやはり、豚ミンチとホーリーバジルを炒めた『ガパオライス』とタイ風焼きそば『パッタイ』。タイ米ご飯にオイスターソースとナンプラーの風味が効いた豚ミンチの野菜炒めが好相性の『ガパオライス』に、モチッとした平打ち面に甘酸っぱいソースが絡む『パッタイ』は、刻みピーナッツと小エビ、もやしのトッピング。色々食べたいなら、複数人で行って何品かオーダーしシェアするのがおすすめ。 そして、スパイスの効いた料理には何といってもビールがおいしい。暑い国のビールは、ホップ感よりも飲みやすさや爽快感重視。だから日本のビールに比べると薄い気がしますが、その軽さがいいという人も多いでしょう。銘柄の違いによる個性を楽しんでみて。また、入手困難なお酒も置いているのでお楽しみに。 豚ミンチとホーリーバジルを炒めたガパオライス 1,100円とパッタイ(エビ)1,100円 パッタイ(エビ) ガパオライス 待合はタイの三輪タクシー「トゥクトゥク」。 イベント用キッチンカーで屋台も お楽しみは、あの、タイと言えば…の「トゥクトゥク」。タイの映画などに必ず出てくる、窓ガラスもない派手可愛い三輪のタクシーです。シャーングルンの店先に鎮座、現役ものですが、順番待ちの席としても利用OKです。座席に座ってカメラに収まるのもgood♪ 季節が進んで暖かくなれば、イベント出店用のキッチンカーで屋台も始まる予定ですとか。 タイのオープンな屋台の雰囲気も味わえそうですね。 タイの三輪タクシー「トゥクトゥク」 タイの食材販売中。ネット通販もあるよ タイの食材の販売もされています。お米や麺、スパイス・香辛料に調味料類。今は約50品目ですが、将来は野菜なども入れて100品目ぐらいを扱う予定だそうです。タイが故郷の人々の利用も多く、奈良のカレー屋さんがスパイスを買いに来られもするそうです。 レシピも気軽に教えてくださるので、おうちでタイ料理に挑戦してみるのもいいですね。 タイ食材の販売も 【MENU】 パッタイ(焼きそば)エビ・チキン・豚ミンチ・鶏ミンチ 1,100円 タイカレー 4種 各790円~ 食べ放題ランチ(11:30~13:30)1,490円 子ども990円 ※食べ放題ランチはグループ全員で注文を