日本仏教のルーツ!元興寺が直面する〝無住〟の危機とは?
古都・奈良に息づく千年の歴史を持つ元興寺(がんごうじ)。日本仏教の源流とも言える重要な古刹ですが、今「無住」という未曾有の危機に瀕しています。寺の営みを次代へ繋ぐため、長年故郷を離れていた寺宝〝八雷神面〟を迎え戻すプロジェクトが始動!失われかけた信仰の灯を再びともす、感動の挑戦です。
千年の歴史を持つ「七大寺」が今、岐路に立つ
奈良市に佇む華厳宗元興寺は、およそ1300年前、平城京遷都に伴い建立されました。飛鳥寺を前身とし、奈良時代には「七大寺」の一つとして栄華を誇りました。しかし、幕末の火災で主要な建物を焼失。そして2023年にはついに「無住」となり、寺域の維持が困難な状況に陥っています。日本の精神文化を支えてきた古刹が、存続の危機に瀕しているのです。
信仰の象徴〝八雷神面〟を故郷へ!感動の復興プロジェクト
元興寺復興の第一歩として目指されているのが、寺宝〝八雷神面(はちらいじんめん)〟の帰還です。中世以降、厄除け・疫病除け・雷除けの信仰対象として人々の願いを受け止めてきた神聖な面。2024年には奈良国立博物館の特別展「超国宝」でも展示され、その価値が注目されました。この八雷神面が元興寺に戻ることで、再び人々の祈りの中心となり、寺に活気を取り戻すきっかけとなることを願ってやみません!

▲奈良国立博物館に寄託されている元興寺の寺宝「八雷神面」。その迫力と存在感に圧倒されます。
写真提供:奈良国立博物館
プロジェクトを推進するのは、東大寺の「修二会」に長年携わった池田圭誠住職です。荒れた寺域整備から再出発し、八雷神面を適切に保存・奉安するための本堂環境整備やセキュリティ対策、僧侶・参拝者控室となる庫裏の設備改善を目指します。
★プロジェクト概要
* 目標金額: 1,215万円
* 支援募集期間: 2026年1月31日まで
* 返還予定時期: 2026年3月末までに八雷神面返還を実現
未来へ繋ぐ千年の祈り!あなたも歴史の担い手になりませんか?
日本仏教の歴史において極めて重要な元興寺の維持・継承は、現代に生きる者の使命です。このプロジェクトは、単なる文化財の保存に留まらず、千年の祈りが込められた信仰の場を未来へと繋ぐ「歴史を創造する」試みだと感じています。日本の歴史や文化、信仰の灯を次世代に繋ぐことに共感するなら、ぜひこのプロジェクトに目を向けてみてください。遠くからでも、心を寄せ、支援することは可能です!
詳細はこちらから:
元興寺復興プロジェクト(Readyfor)
華厳宗元興寺について
- 名称: 華厳宗元興寺
- 所在地: 奈良県奈良市芝新屋町12
- 住職: 池田圭誠
- 創建: 718年
- 特徴: 奈良時代の七大寺の一つ。五重大塔の礎石十七基が現存し、国史跡に指定。
- 主な寺宝: 八雷神面、国宝薬師如来像、重要文化財十一面観音像など(一部は奈良国立博物館に寄託)
