【桜】史跡 郡山城跡(大和郡山市)

●しせき こおりやまじょうせき

撮影:吉岡惠美子さん @emirinchansan

奈良を代表する戦国武将・筒井順慶によって16世紀後半に築かれた郡山城。安土桃山時代には大和・和泉・紀伊100万石の統治拠点として豊臣秀長(秀吉の弟)が住み、江戸時代には大和郡山藩の藩庁として明治の廃城まで残りました。

天守や御殿など当時の建物は失われたものの、内堀や石垣などが当時のまま残っています。「続日本100名城」にも選ばれる城跡は令和4年(2022)に国史跡に指定され、現在史跡公園としての整備が進められています。

撮影:@takuya_kiriyyaamaさん

堀を囲うように城跡一帯に咲き誇るソメイヨシノやヤマザクラは「御殿桜」とも呼ばれ、その風景は『日本さくら名所100選』にも選ばれています。また開花時期には「お城まつり」も開催され、郡山の特産・金魚の品評会や時代行列、コンサートなどが行われます。

撮影:@takuya_kiriyyaama さん
基本情報 Basic Information
郡山城跡/こおりやまじょうせき
  • 住所: 大和郡山市城内町
  • 営業時間: 天守台展望施設/4~9月:7:00~19:00、10~3月:7:00~17:00
  • TEL: 0743-52-2010(大和郡山市観光協会)

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