見たい!知りたい!『ならふしぎ』
奈良にまつわる不思議をお届け♪ 言い伝えや伝統、街かどのちょっとした疑問を解決したりしなかったり...。
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明日香村の飛鳥川上流域に鎮座する「飛鳥川上坐宇須多伎比売命神社(あすかかわかみにいますうすたきひめのみことじんじゃ)」は、日本一名前が長いことで知られる神社。背後の南淵山をご神体とし、平安時代の『延喜式』にも記される古社で、川沿いの県道から約200段の石段を登った先に拝殿があります。
主祭神の宇須多伎比売命(ウスタキヒメノミコト)は大国主命(オオクニヌシノミコト)の妻で宗像三女神の一柱に数えられる多岐都比売命(タギツヒメノミコト)のこと。社号は宇須(うす/うず)=立派な、多伎比売命=多岐都比売命という意味を表すそうです。
また皇極天皇が雨乞いをした場所とも伝わり、642年の大日照りに際し、天皇が飛鳥川上流の南淵で祈ると雷鳴と共に5日間も続く大雨を降らせたといいます。
県内各地に古くから伝わる雨乞い踊り「南無天(なもで)踊り」はこの伝承が起源とされています。明日香村では現在、地元保存会が、同社に伝わる南無天踊りを復元し、県立万葉文化館などで公演を行っています。









