〈野迫川村〉日本最少人口!有り余る自然の山懐で天然温泉&名物かしき鍋、アウトドア派にはキャンプ施設も♪(ホテルのせ川) 2024.7.17 やーさん 天空の過疎村 ー 野迫川村。 高野山・小辺路の観光拠点であり、雲海の名所 奈良県野迫川村は奈良県の南西部、和歌山県との県境にある村です。高野山と伯母子岳(おばこだけ)の麓の川原桶川沿いに建つリゾートホテルがホテルのせ川です。 車だと奈良市街地からE24号線~168号線をず~っと南下、大塔町の小代下から村に入るか、橋本市~高野町経由で高野龍神国定公園の途中から下ります。公共交通なら南海高野線で高野山まで行き、そこから村営バス(平日)かホテルのせ川の送迎バス(土日祝)に乗ります。 奈良の秘境、広がる大自然「陸の秘境」 野迫川村は海抜400m~1344mの山深い村で、人口は離島を除いて日本最少、信号機は村内に子どもたちの交通教育のために設置された1基のみ、携帯電話のつながらない箇所も多々あるところです。 その分自然だけは有り余るだけあり、自然密度は気が遠くなるぐらいの広さかも? 標高が高く、季節を問わず雲海が発生しやすい条件が整っているので、雲海目当ての観光客が増えています。 高野山観光と世界遺産 熊野古道「小辺路」ウォークの基地 高野山から熊野への参詣道、熊野古道「小辺路(こへち)」が、村の真ん中を通り、伯母子岳から隣の十津川村へと抜けています。高野山観光に訪れる人の温泉宿として、また小辺路ウォークや伯母子岳登山の拠点として利用されることが多いですが、大半は都会の喧騒から離れ、緑と清流の自然に身をゆだねに訪れるようです。 “関西の軽井沢”と称される野迫川村。夏は絶好の避暑地。山川の滋味を堪能できる名物『かしき鍋』プラン 標高が高い分、冬は雪もよく降って気温が低く寒いですが、その分夏は涼しく、“関西の軽井沢”と称される絶好の避暑地です。山あり、川ありの自然のなかで、澄んだ空気を味わいながらのキャンプや登山、川遊びは最高です。 川原樋川沿いにあるホテルのせ川は、「ホテル」ですが、接客は「旅館」のようなアットホームさが人気です。部屋は全室川側、夜はカジカの鳴き声や川の瀬音が子守唄です。食事は、主に山川の滋味。中でもお薦めは名物『かしき鍋』です。「鴨(か)」「鹿(し)」「雉(き)」の3種の肉のお鍋です。清流の天然アマゴやアユの塩焼きなどもいただけます。 奈良県一! PH10.4の強アルカリ性硫黄泉の「野迫川温泉」 ホテルの温泉は、PH10.4で奈良県一の強アルカリ性硫黄泉です。水は澄んで少しぬるっとした湯で、硫黄臭は感じられません。よく温まり、湯冷めしにくい湯という印象です。 大きなガラス窓から。川原樋川の対岸の緑や小さな滝が見えて、自然の中で入浴している心地がします。天気が良い日なら満天の星も堪能できますよ♪ バンガロー・オートサイトなどキャンプ場の予約受付はHPから 【1泊2食付(税サ込/別途:入湯税100円)】 名物「かしき鍋」プラン 13,000円~ 夏の会席・精進料理プラン 14,000円~ 奈良県一のPH10.4のアルカリ性硫黄泉 日帰り入浴/一般 800円 アウトドア派に超人気、高原と川原の2か所に直営キャンプ場 ホテルの川向かいの小高い丘上にあり、車乗り入れ可の「宮の向いキャンプ場」とホテルから少し上流の「北今西キャンプ場」を直営しており、バンガローやオートサイトがあります。シーズンには予約が難しいほど人気です。澄み切った空気を存分に吸いながらBBQ、春夏には、川原桶川での水遊びもできるので、アウトドア派にもってこいのスポットなのです。ホテルの温泉も格安で利用OK、特に女性客に喜ばれています。 宮の向いキャンプ場 北今西キャンプ場 ★バンガロー・オートサイトなど、キャンプ場の予約はHPから