【奈良市】崇道天皇社
●すどうてんのうしゃ

崇道天皇(早良親王の追号)の怨霊鎮魂のため、桓武天皇崩御後、平城天皇が祀る。
本殿は一間社春日造桧皮葺(重文)で、春日若宮社旧本殿を移建した最古のもの。
藤井宮司によれば、早良親王の御霊鎮魂の祈りが彼岸会の発祥だとか!

本殿は、一間社春日造桧皮葺(重文)で、春日若宮社旧本殿を移建したもの。
境内のケヤキ、モチ、クスの巨樹も親王の御霊を静かに見守っているかのよう。

かたつむりがのっかり、お多福と翁のレリーフがある灯籠(文政5年8月の銘)。農家の人々が雨乞いのために奉納したものとか。
宮司の藤井秀紀さん

早良親王の御霊鎮魂の祈りが彼岸会発祥!
春秋の彼岸会は、この早良親王の御霊を慰めるため、
勅命で諸国国分寺に般若心経を唱えさせたのが始まりです。

基本情報 Basic Information
崇道天皇社/すどうてんのうしゃ