【桜井市】大直禰子神社

●おおたたねこじんじゃ

大御輪寺本堂を転用した本殿(重文)

どんな神社?

大神神社の境外摂社で、大直禰子命をご祭神に、少彦名命、活玉依姫命が配祀されています。大直禰子命は本社の主祭神・大物主大神の神孫で、第10代崇神天皇の御代に神託によって茅渟県陶邑(大阪府堺市)より大神神社の初代神主として召された方。後にこの地域を治める大神氏の始祖でもあります。また、大神神社系には珍しい狛犬の姿が見られるのも特徴です!

もとはお寺だった

明治の神仏分離までは大神神社の神宮寺「大御輪寺(大神寺)」で現在の本殿(重文)には本地仏の十一面観音像が安置されていました。その十一面観音は現在国宝に指定され、聖林寺(桜井)に奉安されています。

基本情報 Basic Information
若宮社(大直禰子神社)/わかみやしゃ(おおたたねこじんじゃ)
  • 住所: 桜井市三輪177
  • TEL: 0744-43-6633