11月8日に宇陀市菟田野の市営住宅で起きた火災において通報・初期消火を行い、迅速な対応で被害を最小限に抑えられたとして、宇陀消防署は住民の宇衛直哉さん・良子さん、長崎信之さん・知寿香さんの4名を表彰。去る12月9日、感謝状の贈呈式が行われました。
火災発生時、宇衛さん・長崎さん両夫妻は自宅内で火災報知器のサイレンを聞き、玄関を出たところ、すでに煙が上がっていることを確認。備え付けの消化器を持って出火箇所に赴き、消防署へ通報すると共に初期消火活動に当たったそう。
同署の職員によると、消防隊が到着した時にはすでに火は見られなかったといい、通報から初期消火までの迅速な行動と連携の取れた行動は賞賛すべきことと話しました。
表彰を受けた宇衛直哉さんは「初めは自分が表彰されていいものなのかと思いましたが、このように感謝状をいただけたことはうれしいです。今回のことを教訓に、絶対に自分が火元の原因を作らないように身の回りから気を付けたいと思いました」と語りました。
