《 三輪明神 大神神社 》
令和7年 6月の主な行事
⚫︎ 1日(日) 10:00
月次祭
〈祭典場所〉拝殿
⚫︎ 15日(日) 10:00
卯の日祭
講社崇敬会月次祭 交通安全祈願祭
講社崇敬会月次祭 交通安全祈願祭
〈祭典場所〉拝殿
⚫︎ 21日(月)〜7月6日(日)
みわの茅の輪設置
〈祭典場所〉拝殿前 斎庭
三枝祭(さいくさのまつり)
日本一美しい神事
奈良市最古の神社・率川神社の三枝祭は「大宝令」(701年)に規定された由緒ある祭典で、三島由紀夫は小説「奔馬」の中で「これほど美しい神事は見たことがなかった」と称賛しています。
ご祭神・媛蹈韛五十鈴姫命(ひめたたらいすずひめのみこと)がかつてお住まいだった三輪山の麓は笹百合が美しく咲き誇っていたので、この笹百合で酒樽を飾って姫神様をお慰めするのです。
ご祭神・媛蹈韛五十鈴姫命(ひめたたらいすずひめのみこと)がかつてお住まいだった三輪山の麓は笹百合が美しく咲き誇っていたので、この笹百合で酒樽を飾って姫神様をお慰めするのです。
16日、大神神社から笹百合奉献の行列が率川神社へ向けて出発します。JR奈良駅前広場で「ささゆり音頭」を披露すると、一行約80名は「弥栄、ヨイヤサ♪」と踊りながら三条通りを率川神社まで巡行。
翌17日の本祭は、600名以上の参列者で境内は一杯となり、古式のままに特殊神饌・笹百合で飾られた酒樽が供えられ、巫女が笹百合を手に神楽を奉奏します。
午後からは、時代装束に身を包んだ七媛女(ななおとめ)ゆり姫稚児行列約100名が三条通り・近鉄奈良駅前から商店街を巡行し、古都奈良の夏を彩ります。
翌17日の本祭は、600名以上の参列者で境内は一杯となり、古式のままに特殊神饌・笹百合で飾られた酒樽が供えられ、巫女が笹百合を手に神楽を奉奏します。
午後からは、時代装束に身を包んだ七媛女(ななおとめ)ゆり姫稚児行列約100名が三条通り・近鉄奈良駅前から商店街を巡行し、古都奈良の夏を彩ります。
御田植祭
いにしえの手ぶりのままに
年間の祭典で神饌として用いられるお米は、御神体山三輪山を源とする狭井川の清らかな水をいただいて、大美和の杜神饌田にて清浄を期して作られています。
5月の播種祭以来、苗代田に育った早苗を水田に植える神事が御田植祭です。
白装束に赤や青の襷を掛け、菅笠姿の早乙女・田作男が横一列に並んで太鼓の合図に合わせて一株ー株苗を植えていきます。
稲は豊年講の方々によって大切に育てられ、10月の抜穂祭で収穫されます。
白装束に赤や青の襷を掛け、菅笠姿の早乙女・田作男が横一列に並んで太鼓の合図に合わせて一株ー株苗を植えていきます。
稲は豊年講の方々によって大切に育てられ、10月の抜穂祭で収穫されます。
夏越の大祓
(なごしのおおはらえ)
天下国家を祓い清める
半年の間、知らず識らずのうちに身に付いた罪・穢れを祓い却り、天下国家を祓い清める儀式が大祓えです。
600名近い参列者が祈祷殿前に整列し、大祓詞が読み上げられると、切麻(きりぬさ)と人形(ひとがた)で各自身体を祓います。
次に神職が大麻(おおぬさ)で全てを祓い、白い布を取り裂くと、所役が祓物(はらえつもの)を藁に詰め川へ向かいます。
最後に全員で古歌を唱えながら大茅の輪を三度くぐります。
こうして、来る半年間も無病息災で過ごせるよう共々に祈るのです。
次に神職が大麻(おおぬさ)で全てを祓い、白い布を取り裂くと、所役が祓物(はらえつもの)を藁に詰め川へ向かいます。
最後に全員で古歌を唱えながら大茅の輪を三度くぐります。
こうして、来る半年間も無病息災で過ごせるよう共々に祈るのです。
みわの茅の輪神事
三つの茅の輪を8の字にくぐる
夏至を境に、拝殿前に「みわの茅の輪」が設置されます。
三つの輪が横に並ぶ大神神社独自の茅の輪で、それぞれ杉・松・榊の御神木がかかげられています。
参拝者は8の字を描くように三つの茅の輪をくぐって、罪・穢れを祓います。
例年7月の第一週まで設置され、遠近から多くの崇敬者が参拝に訪れます。
三つの輪が横に並ぶ大神神社独自の茅の輪で、それぞれ杉・松・榊の御神木がかかげられています。
参拝者は8の字を描くように三つの茅の輪をくぐって、罪・穢れを祓います。
例年7月の第一週まで設置され、遠近から多くの崇敬者が参拝に訪れます。