一陽館、漢方、奈良、漢方の一陽館薬房。

世界が注目する「漢方」についてのWEB連載が始まります

今、テレビや女性誌で多くの特集が組まれ、世界が注目する「東洋医学」。ひと昔前に比べ、科学的な研究も進み、その驚くべき効能も確認されてきました。そんな東洋医学の中でも重要なファクター「漢方」についてのWEB連載がスタート。記念すべき第1回は「はじめての漢方相談」。ごく普通の主婦が、「漢方っていったい何?」「漢方薬局ってどんなところ?」といった素朴なギモンを徹底リポートします!

ナラミさん

友人から薦められて初訪問。漢方が気になっている40代主婦。

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樫谷陽子先生

漢方の一陽館代表。薬剤師・不妊カウンセラー。

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木村敦子さん

漢方の一陽館スタッフ。登録販売者・漢方養生指導士。

「はじめての漢方相談」気になる続きは… 漢方薬局ってどんなところ?

<前回までのあらすじ>漢方未経験のナラミさんは、学園前にある「漢方の一陽館」さんで漢方相談を初体験。親切な先生とスタッフさんのアドバイスで、少しずつ漢方について理解が深まってきました。今回は、漢方相談の後編。漢方薬局についてと、普段利用されているお客様のことについて伺ってきました。

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お話で少しお疲れでしょう。漢方のお飲み物をご用意しましたので、よろしければご試飲ください。

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interviewer

青汁よりももっと濃い緑色の液体ですね。一体これはなんですか?

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「松寿仙」という漢方ドリンクです。ちょっと疲れがたまっていて、体の働きが少し低下した方にピッタリですよ。

interviewer

(一口ゴクリ・・・) うーん少し苦くて、確かにカラダに良さそう。じんわり沁み入る感じがします。

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不老長寿の薬草とされるクマザサ・アカマツの葉・ 朝鮮人参が原料です。「松寿仙」は、何か目的があって直すためのモノではなく、お風呂に入る、歯を磨くといったように、未病のための健康ドリンクとして毎日取り入れていただくと良いです。

漢方薬局の一番の役割は『相談』

interviewer

ふと思ったのですが。。。漢方薬局って、漢方を買いに来るお店というイメージだったのですが、実際は違いますね。

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私たちの仕事のメインは「相談」です。漢方自体の効能や服用方法についてなら、書物やインターネットでも情報はあります。私たちは、お客様それぞれの悩みや声をしっかりとお聴きします。そして生活のことや時にはプライベートこともお伺いした上で、生活改善と最適な漢方薬をご提案しています。

interviewer

確かに、先生やスタッフの方になら打ち明けても、受け止めてくれそうです。

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そういってくださると嬉しいです。逆説的なお話ですが、皆さん実は、心の中では自分自身をどう変えれば良いかを既に知っておられます。たとえば「最近お酒の飲み過ぎだなぁ。睡眠不足だなぁ」といった自覚されているお客様に、お酒を控えましょう、しっかり睡眠をとりましょうと指摘させて頂くことで、「やっぱりそうか」と、行動に移せる方もおられます。そういう意味において、私たちが、お客様の背中をそっと押してあげる存在になれればと思います。

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自分の体のことが理解できるようになると、自分の体に振り回されなくなりますよ(樫谷先生)
interviewer

その気持ち分かります。自分で答えがでているんだけど、それを誰かにきちんと指摘してほしいのよね…。

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生活に問題がある場合は、生活を変えていただくようアドバイスします。食事が偏っていて、それが原因で血液が汚れていることも多いですから。基本的な生活習慣を改善しないで、漢方を服用しても良くはならない。もちろん、お客さまご自身も良くなろうという意識をもって、生活改善していただいて、その上で漢方を服用いただくのが大切。またせっかくお金を出して購入頂いているのですから、お客様ご自身が良くなろうと努力されないなら、服用の継続をお断りする場合もあります。

interviewer

なにごとも変えたいなら、自分自身が変わることが大切と言いますしね。

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あと、頭の中でいろいろ考えておられるのですが、整理できていない人も多いですね。健康に良いと知ればすぐに飛びつかれるのですが、いろいろ試しすぎてしまって疲弊される人、長続きしない人、結局前に進まない人、結構おられます。そのような方についても、情報を整理して、何を取り組むべきかの道筋をご提案します。

interviewer

つまり「健康な体のためのよろず相談所」ですね。

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そのとおりです。単に漢方薬が欲しいだけであれば、当店でなくても手に入れられます。どうしていいか分からない。誰に聞いたら分からない、自分が今どういう状態であるかも分からないと困っている人に、私たち専門家がアドバイス差し上げることで、整理して状況が確認でき、前に進んでいけるはずです。漢方はその次なのですね。自分が前に進めるために、後押しする。漢方薬だけを買いにくるお店ではありません。お元気になって帰ってくださればと思います。

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20代~70代の女性が利用。病院のお薬との併用は?

interviewer

今、相談に来られる人の性別・年齢はどういった方が多いですか?

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ほぼほぼ女性の方ですね。年齢は、中には10代のお子様もおられますが、中心になるのは、20代後半から70代の女性ですね。それぞれの世代の女性のお悩みを聞いてさしあげます。

interviewer

通院されておられる方で、病院から出された薬と一緒に漢方を服用しても大丈夫?という質問はありますか?

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ありますね。お薬を飲まれている場合は、どんな薬かをお伝えいただいた上で、差し障りないかは個人個人の状況に応じて、薬剤師の資格を持っているスタッフが、服用する漢方と量を判断します。また一般論としては、漢方薬は、体の調子を整える、支える体質改善のお薬ですから、食事に近い存在です。基本的には病院のお薬と併用されても、差し障りがあるものは少ないですね。

interviewer

確かに、漢方薬は安全と聞いたことがありますしね。

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妊婦の方も服用できるものもたくさんあります。また、病気の治療中でも漢方は体の調子を良くするので、治療自体がうまくいくというメリットもあります。治療で上手くいかないのは、体力や抵抗力が落ちることで治療に耐えられない体になること。漢方薬で補うことで、基礎体力や免疫力をあげることで、術後においても、漢方を取り入れることで、直りを早める効果があるとされています。

interviewer

たとえば雑談目的で相談に来られる方もおられますか?

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もちろんおられますよ。雑談も立派な漢方相談です。人と話すことで気が晴れる。前向きな気持ちになることが大切ですから。お悩みがより私的なことになればなるほど、周りに言いづらい、人に分かってもらえないと感じます。そんなお悩みも気軽に私たちにお話ください。病名が何であっても、その方が何に苦しんでいる、つらいかという不調を和らげるために、漢方で出来うることをご提案さしあげます。最初は、落ち込んで元気がない、顔色が悪い方が、ちょっとずつ元気になっていかれると嬉しいですし、やりがいがあります。

interviewer

ちなみに先生やスタッフさんって、風邪とかひかれないのですか?

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滅多にひかないですね。人に自慢できるような生活はしていないのですが(笑)。われわれは仕事上、普段からさまざまな漢方薬を試飲しています。やっぱり自分たちが飲んでみて、良かったなと思えるものを、お客様にもお薦めしますね。実感できると、自信をもってお薦めできますので。

健康オタクこそ要注意!? 自分の体を見つめ直す「整理」が必要です。

interviewer

ありがとうございます。最後に読者の方に対して、メッセージやアドバイスなどありますか?

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先ほどもお話しましたが、体に良かれと思って、一生懸命やりすぎている方が大変多いですね。健康サプリを毎日大量に飲んでいる、今日は内科、明日は耳鼻科と毎日通院している。結局のところ、それで疲れてしまう。非常に残念です。皆さんを見ていると、もっとシンプルでいいんじゃないかな?って思いますね。入ってくる情報に頼りきって、忙しくなってしまい、結局自分だけがしんどい。もっと自分の体をみつめる。シンプルに自分をとらえることが大切です。そうすれば大きく変わってきます。頑張り過ぎて疲れちゃっている人、自分ひとりでは答えが出せない方、不安な方、整理できない方は、一度当店までお気軽にご相談ください。みなさんスッキリして帰られますよ。また漢方もそんなに高いものばかりではありませんし、変な味のものばかりではありません。ご予算に応じて、試飲をした上で、一番あったものを選んでいただけますよ。

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漢方薬って、そんな敷居の高いモノではなく、より日常的に、手軽に気軽に取り入れていただければなと思います(樫谷先生)
interviewer

ありがとうございました!お話してたくさんの元気をいただきました。また近々お伺いします!

今回のおさらい

1つ目・・・漢方薬局は、生活や体の悩みを相談する場所

2つ目・・・健康マニアで疲れてしまっている人、体の悩みを理解してもらえない人は、ぜひ相談を

3つ目・・・20代~70代の女性が利用。病院のお薬との併用についても相談しよう

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漢方の一陽館は、スタッフが全員女性です

本質的な美しさと健康にこだわる、輝く女性のためのお店です。お困りの症状やお悩みにピッタリの漢方薬をおすすめします。

一陽館では、” 人間が本来持つ力を、自然の力によって引き出し、整える”という、もっとも歴史の長い「古方派漢方」をベースに、西洋医学の「対症療法」ではなく、体質そのものを改善する「原因療法」を目指します。

 

2020.5.9(土)移転リニューアル!
漢方の一陽館薬房 学園前店

〒631-0036  奈良市学園北1-14-8 
電 話 0742-51-6855
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定休日 木曜・日曜・祝日

漢方の一陽館薬局 八木本店
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取材協力/漢方の一陽館 学園前店

*奈良っこオリジナル記事です

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