【桜井市】段ノ塚古墳(舒明天皇陵)

●だんのづかこふん(じょめいてんのうりょう)

舒明天皇が眠る三段八角墳

第34代舒明天皇の押坂内陵(おさかのうちのみささぎ)に治定されている。
この地は現在、忍阪(おっさか)であるが、古くは忍坂(おさか)といっていた。また、八角形墳であることから、天皇またはそれに準ずるものの墳墓と考えて、舒明天皇の陵墓である可能性が極めて高い。

墳丘は、古墳名の段ノ塚古墳のとおりで、三段の方形壇の上に八角形で、八角形墳の一つとされる。(一説には、不整形な七角形にしか復原できないという説もある。)内部施設は、石棺を安置した横穴式石室の可能性が高い。

基本情報 Basic Information
段ノ塚古墳(舒明天皇陵)/だんのづかこふん(じょめいてんのうりょう)
  • 住所: 桜井市忍阪556