〈奈良市〉ならまちの町家で昔ながらのおもちゃ遊び!『奈良町からくりおもちゃ館』 2023.8.23 鮎 『奈良町からくりおもちゃ館』は、明治時代に建てられたならまちの伝統的な町家の空間で、昔ながらのおもちゃ遊びが体験できる施設。その昔、陰陽師が住んでいたという「陰陽町」にあります。 シンプルだけど複雑?な、からくりおもちゃの数々 からくりおもちゃ館にあるおもちゃは、奈良大学の鎌田道隆名誉教授から奈良市に寄贈されたもの。鎌田研究室で復元された江戸時代のからくりおもちゃ約200点に加え、各地の郷土玩具や、ベーゴマなど昔懐かしいおもちゃ約600点を所蔵します。 そのうちの、からくりおもちゃは2か月に1回程度展示替えをしながら、常時20~30点のおもちゃに実際に触れて遊ぶことができます。 現在はコロナ期間中の対応が続いていて、入場人数を調整しているので、滞在時間が長くならないものや1人で遊ぶものを中心に展示しているそう。秋ごろには通常展示に戻せるよう調整中とのことなので楽しみに待ちましょう♪ 心の中で選んだ絵を当てて遊ぶ「目付絵」はお土産として購入も可能! おうちで家族と、学校で友達と楽しむのも良いですね。 建物はならまちで人気のうなぎ料理店 ちなみに、同館の建物は1890年頃に建てられた旧 松矢家住宅を利用しています。松矢家は明治期に名声を博した『松利』といううなぎ料理店を営んでおり、からくりおもちゃ館に利用されている部分は離れとして利用されていました。 また庭の奥には新たに工房棟が設けられており、からくりおもちゃの製作体験教室や、講演会や季節の遊び体験などのイベントが行われているので、こちらもぜひ体験してみて。