西大寺・喜光寺・唐招提寺・薬師寺で『奈良・西の京ロータスロード』開催!

《ロータスロードとは》

蓮は泥の中に美しい花を咲かせる姿が仏教の教えと一致することから、仏教にとって重要な花とされてきました。
奈良市西部の “西の京” と呼ばれる地域では、蓮の花が咲く初夏から西大寺・喜光寺・唐招提寺・薬師寺の4か寺で「ロータスロード(蓮の道)」と称した企画が行われています。世界遺産、国宝の仏様のもとで美しい蓮を愛でましょう!

《四ヶ寺共通拝観券でお得&限定御朱印も!》

期間中、4か寺を巡るには共通拝観券がオススメ。
また、購入者限定の特別御朱印(別途納経料)が受けられる特典と、周辺地域で使えるクーポン付き! チケットは1,500枚限定の販売なので早めにGETしましょう。

ロータスロード特別御朱印(イメージ)
写真提供:奈良市観光協会

《蓮の見頃は6月下旬~8月上旬》

比較的涼しい朝の時間帯に、お寺巡りと合わせて蓮観賞をお楽しみください。

❶ 西大寺

称徳天皇の勅願により、天平神護元年(765)に創建されました。
平安時代以降衰えていましたが、鎌倉時代に興正菩薩叡尊が真言律宗の総本山として再興。蓮苑は愛染堂の裏(西側)にあり、緑が鮮やかな平和観音像と西塔跡の周りにおよそ100鉢の蓮が並びます。共通拝観券購入者と西大寺本堂・愛染堂・四王堂いずれかの拝観券購入者が観覧できます。

西大寺
  • 住所: 奈良市西大寺芝町1-1-5MAP
  • TEL: 0742-45-4700
  • 拝観時間: 8:30~16:30(本堂・愛染堂・四王堂)
  • 拝観料: (三堂共通拝観)一般800円、中・高生600円、小学生400円
  • 駐車場: あり(有料)

❷ 喜光寺

大仏造立の指揮もとった奈良時代の高僧・行基の創建で、行基が入寂した寺院。東大寺大仏殿の雛型として建てられたという伝承から「試みの大仏殿」と呼ばれる本堂を囲むように、約80種の蓮が咲き誇ります。
堂内には蓮の上に座る本尊阿弥陀如来が安置され、まるで極楽浄土に来たかのような雰囲気が楽しめます。

喜光寺
  • 住所: 奈良市菅原町508MAP
  • TEL: 0742-45-4630
  • 営業時間: 9:00~16:00
  • 拝観料: 500円
  • 駐車場: あり

❸ 唐招提寺

唐の高僧・鑑真和上が天平宝字3年(759)に戒律を学ぶ人たちのための修行道場として開いた律宗の総本山。唐招提寺の蓮は多種にわたり、中には鑑真が持ち込んだとされる「唐招提寺蓮」「唐招提寺青蓮」「奈良蓮」、中国革命の父・孫文が友好の印として送った「孫文蓮」など日中交流の歴史を感じることができるものも。
唐招提寺
  • 住所: 奈良市五条町13-46MAP
  • TEL: 0742-33-7900
  • 拝観時間: 8:30~17:00(16:30)
  • 拝観料: 大人1,000円、中高生400円、小学生200円
  • 駐車場: あり

❹ 薬師寺

天武・持統天皇によって発願・建立され、平城京遷都とともに西ノ京の地に移りました。昭和51年にお写経勧進によって復興された「龍宮造り」の白鳳伽藍の建物と、鐘楼周辺にずらりと並ぶ蓮の花とのコントラストが見どころ。境内には、約200鉢の蓮が並びます。
薬師寺
  • 住所: 奈良市西ノ京町457 MAP
  • TEL: 0742-33-6001
  • 拝観時間: 8:30〜17:00(16:30最終受付)
  • 拝観料: 一般1,100円、中高生700円、小学生300円
  • 駐車場: あり(有料)

〜まだまだあるよ!奈良の蓮スポット〜

生蓮寺(しょうれんじ)

妊娠・安産祈願・晴れ乞いの寺

107品種、254鉢の花道。 研究者でもある高畑公紀副住職が、品種改良し、遅咲きは10月に咲く。 生蓮寺だけの花蓮もあり、いつ訪れても違う風景が楽しめる。
境内を彩る1,000体以上のてるてる坊主も必見!
生蓮寺
  • 住所: 五條市二見7-4-7MAP
  • TEL: 0747-22-2218
  • 営業時間: 9:00〜15:00
  • 駐車場: あり(30台)

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