特別陳列『春日若宮おん祭の信仰と美術』
春日若宮おん祭は、1年に一度、春日大社の春日若宮(若宮神社)より若宮神を御旅所(おたびしょ)へお迎えし、1日24時間にわたりさまざまな芸能を捧げる祭礼です。御旅所の若宮神のもとに祭礼参加者が詣でる風流行列(ふりゅうぎょうれつ)や、田楽(でんがく)や舞楽(ぶがく)、猿楽(さるがく)などの神事芸能が有名です。平安時代の保延2年(1136)に始まり、古儀の祭礼を守り続けて今年で890年目を迎えます。
本展はおん祭の歴史と祭礼、ならびに春日大社への信仰に関わる美術を紹介する恒例の企画です。精緻な技巧が凝らされた神宝とともに、近年行われた文化財復元の成果もあわせて展示します。また本年は、地域の住民が集まり、春日曼荼羅(かすがまんだら)を掛けてお参りする「春日講(しゅんにちこう)」についても紹介します。春日信仰にまつわる数々の作品を通じ、大和一国を挙げて行われた華やかなおん祭の世界をご覧ください。
公開講座
「平安貴族の美意識に挑むー復元模造製作に携わってー」
- 開催日|2026年1月10日(土) 13:30~15:00(13:00 開場)
- 講 師|北村 繁 氏(合同会社 北村文化財漆工代表、選定保存技術「漆工品修理」保持者)
- 会 場|奈良国立博物館 講堂
- 定 員|180名(事前申込抽選制)
- 料 金|聴講無料(展覧会観覧券等の提示は不要です)
- 申し込み|申し込みはこちらから
- 申し込み締切|12月15日(月) 17:00まで
【 イベント詳細 】
開催期間
12月13日(土)〜2026年1月18日(日)
時 間
9:30~17:00
※春日若宮おん祭お渡り式の日(12月17日)は19:00まで
※入館は閉館の30分前まで
※春日若宮おん祭お渡り式の日(12月17日)は19:00まで
※入館は閉館の30分前まで
休館日
月曜、12月28日(日)~1月1日(木)、1月13日(火)
※ただし1月12日(月・祝)は開館
※ただし1月12日(月・祝)は開館
観覧料金
一般 700円、大学生 350円
※高校生以下および18歳未満の方、満70歳以上の方、障害者手帳またはミライロID(スマートフォン向け障害者手帳アプリ)をお持ちの方(介護者1名を含む)は観覧無料。
※春日若宮おん祭お渡り式の日(12月17日)はすべての方が観覧無料。
※高校生以下および18歳未満の方と一緒に観覧される方は、一般100円引き、大学生50円引き。
※この観覧料金で、特集展示「新たに修理された文化財」(西新館 12月23日(火)~1月18日(日))、名品展「珠玉の仏教美術」(西新館)・「珠玉の仏たち」(仏像館)・「中国古代青銅器」(青銅器館)をあわせてご覧いただけます。
※高校生以下および18歳未満の方、満70歳以上の方、障害者手帳またはミライロID(スマートフォン向け障害者手帳アプリ)をお持ちの方(介護者1名を含む)は観覧無料。
※春日若宮おん祭お渡り式の日(12月17日)はすべての方が観覧無料。
※高校生以下および18歳未満の方と一緒に観覧される方は、一般100円引き、大学生50円引き。
※この観覧料金で、特集展示「新たに修理された文化財」(西新館 12月23日(火)~1月18日(日))、名品展「珠玉の仏教美術」(西新館)・「珠玉の仏たち」(仏像館)・「中国古代青銅器」(青銅器館)をあわせてご覧いただけます。


