メディカル最前線vol.91 関節リウマチ治療法が劇的に進歩!早期発見・早期治療で普通の生活も

リウマチ科

手がこわばる、関節が腫れて痛いなどの症状が多い関節リウマチは、自己免疫疾患の一つで、関節の破壊・変形から機能障害に至る病気。近年治療薬の開発が進み、新薬の成果が目覚ましい。だが、患者の高齢化に伴う合併症への副作用などをかんがみた治療が重要になってきた。そうした患者の個別対応で成果を上げている西の京病院リウマチ科部長の城﨑和久医師に話を伺った。

リウマチ科部長
城﨑 和久 医師/KIZAKI KAZUHISA

先生の健康法
車通勤から電車+徒歩通勤に。外食を内食に変えて、料理などの家事も分担しています♪
「診断基準にピッタリとはまらない患者さんもおられます。そういったグレーゾーンの患者さんや、他院で診断されなかった方もご相談ください。真摯に向き合い最善の治療を心がけています」

関節リウマチの症状と原因

関節リウマチは、主に手足の関節で起こるが、肺や血液などの内臓障害を起こすこともあるという。日本での患者数は、30歳以上の人口の1%(約70万人)で、60歳代の発病が多く高齢化している。
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同院では80歳以上の患者が急増中!
【症状】
両手のこわばり、手指や足趾あしゆびなど小さな関節の腫れや痛み、時に膝や股関節などの大きな関節にも出現、微熱や倦怠感、息切れなどを伴うことも。指が曲がったり反ったりと変形、日常生活に支障をきたし、美容面での悩みも生じる。
スワンネック変形
【原因】
原因は、自己免疫異常(疾患)により自分の細胞や組織を攻撃するため。未確定だが遺伝子の異常や感染した微生物の影響ではないかということと、喫煙と歯周病はリウマチ発症のスイッチの一つにあたるとされる。

診断

診断は、関節とその周辺症状を詳細に問診・触診、X線撮影、血液検査、MRI等の画像検査などで総合判断

関節破壊は発症後早期に進行!

かつてはゆっくり進行すると考えられていた関節リウマチだが、早期から急速に(発症から1~2年)関節破壊が起こることが判明。早期発見・早期治療が重要だ。

治療 寛解かんかい症状の緩和とコントロールを目指す

◆基礎療法・・
健康維持と関節に負担をかけない日常生活=骨や筋肉の強化につながる食事や適度な運動療法・温熱療法など。
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骨と筋肉は何歳からでも鍛えられる
◆薬物療法・・
メトトレキサートやJAKジャック阻害薬を含めた抗リウマチ薬(飲み薬)、また生物学的製剤(注射薬)により治療方法が劇的に進歩しており、関節破壊の進行や変形を止めることが可能となってきている。
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骨と筋肉は何歳からでも鍛えられる
しかし高齢化により患者それぞれの併存疾患(骨粗鬆や慢性腎臓病等)などを考慮して治療法を決定する。同院では院内の化学療法室で点滴治療にも対応している。
◆手術療法・・
関節破壊が進み、痛みが続く場合は、滑膜切除術や関節形成術、関節固定術、人工関節置換術 (美容目的を含む)などがある。
◆装具療法

専門医と認定看護師を中心にチームが
連携プレーで患者のサポート!

リハビリテーションセンターでは、
日常生活の中でのリハビリ(自主トレ)法を指導

副院長 兼/整形外科部長
兼/リハビリテーションセンター長

内藤 浩平 医師 /NAITO KOHEI(前列左)

リウマチ教室
11月に開催(予約不要・参加無料)

リウマチ科(事前予約制)

患者支援センター TEL.0742-35-2219
■取材協力/医療法人康仁会 西の京病院 奈良市六条町102-1/ https://www.nishinokyo.or.jp/
基本情報 Basic Information
メディカルプラザ薬師西の京
  • 住所: 奈良市七条町95−1 メディカルプラザ 薬師西の京
  • アクセス: 近鉄橿原線「西ノ京」駅下車、徒歩約10分 / タクシー4分
    ●バス停「西の京病院」下車すぐ
  • 駐車場: あり(60台完備)
  • TEL: 0742-35-1122
  • HP: https://www.nishinokyo.or.jp/plaza/
<送迎バスあり>※詳しくはお問い合わせください。

●近鉄大和西大寺駅中央改札口より南側ロータリー
●奈良交通西ノ京駅バス停
●JR郡山駅西口 ●近鉄郡山 アスモ前
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