追悼 上村淳之展
学生時代から晩年までⅡ -鳥たちの世界-
8月9日(土)から10月19日(日)までの期間、松伯美術館にて追悼 上村淳之展『学生時代から晩年までⅡ -鳥たちの世界-』が開催されます。
松伯美術館開館以来、館長をつとめてきた上村淳之(1933~2024)が 令和6年11月に逝去しました。
もの心つく頃から父松篁が飼っていた小鳥や鶏の世話をするのが大好きだった淳之は、京都市立美術大学在学中から、祖母松園の没後空き家となっていた唳禽荘に移り住み、鳥の飼育を始めました。 三回生までの課題制作をおえると、東洋画と西洋画の違いを考えつつ花鳥画を志します。
もの心つく頃から父松篁が飼っていた小鳥や鶏の世話をするのが大好きだった淳之は、京都市立美術大学在学中から、祖母松園の没後空き家となっていた唳禽荘に移り住み、鳥の飼育を始めました。 三回生までの課題制作をおえると、東洋画と西洋画の違いを考えつつ花鳥画を志します。
以来、東洋独自の絵画空間を追求し続けた淳之は、松園、松篁と同じく文化勲章を受章しました。
これまであまり展示する機会のなかった空間処理に悩んでいた若かりし頃の作品から、晩年までの上村淳之の作品を、当館初展示のものを含めてご覧いただきます。
展示作品について
※出品作品については、都合により変更する場合があります。
展示作品数 約80件 ※下絵、素描を含む
主な展示作品
※所蔵者の記載のないものは松伯美術館蔵
※所蔵者の記載のないものは松伯美術館蔵
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上村淳之
「月夜」昭和33年(1958)【当館初展示】
「沼」昭和35年(1960)【当館初展示】
「熱国月明」昭和42年(1967)
「鳥A」昭和45年(1970)【当館初展示】
「夕日に」昭和56年(1981)
「水辺の四季」平成21年(2009)
「四季花鳥図」平成22年(2010)近鉄グループホールディングス㈱蔵 松伯美術館管理 - 【特別展示】
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上村松園
「初秋」昭和13年(1938)田渕ホールディングス株式会社蔵ほか -
上村松篁
「白鳩」昭和24年(1949)ほか
【 展覧会 詳細 】
- 開催期間|8月9日(土)~10月19日(日)
- 開館時間|10:00~17:00(入館は16:00まで)
- 休館日|月曜(ただし、月曜が祝日、休日の場合は開館し、翌火曜が休館)
- 会 場|松伯美術館
- 料 金|大人(高校生・大学生を含む)820円、小学生・中学生 410円
関連イベント
講演会
館長 水野 收による美術講演会
- 開催日|9月21日(日)
- 時 間|14:00〜15:00
- 定 員|当日先着順 約30名(予約不要)
※聴講は無料ですが、入館料が必要。
入館者プレゼント
「四季花鳥図」をデザインした追悼展開催記念クリアファイルのプレゼント
- 配布期間|「追悼 上村淳之展 学生時代から晩年までⅡ-鳥たちの世界-」開催期間中
※お一人様一部、無くなり次第、終了。