〈奈良市〉農業で生きがい、社会参加、地域交流…MYPユニバーサル農園が誕生

農業で生きがい、社会参加、地域交流…
MYPユニバーサル農園が誕生

NPO法人エムワイピー農場(増井義久理事長)は、農福連携型の「MYPユニバーサル農園」を奈良市今市町に誕生した。農福連携とは、国が推奨し、農業を通じて障がい者等の社会参画を目指す取り組みのこと。

当農園は、国からの交付金も受け、約1700㎡の敷地内に、長さ40m×幅8m×高さ3mのビニールハウス3棟と種苗室を設置。砂を敷き詰めた高床式のベンチ(計12レーン)で、リーフレタスの砂栽培を行う。天候や季節に影響を受けず、1年を通じて栽培が可能。1レーンで約700株が収穫でき、収穫したレタスは県内の総菜会社に販売予定。

「障がい者や引きこもりの方の社会参加や就労目的に。また高齢者の生きがいづくりにも活用してほしい。農作業後はよく眠れるというデータもあり、健康にも良いですよ」と、増井理事長。
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