〈明日香村〉奈良に眠る鏡を追いかけてウォーキング(2026円の旅)

鏡は特別で大切なモノだった!?

私たちの生活に欠かせない鏡は、紀元前のずっと昔から世界で使われていた。姿を映し、光を反射する神秘的なものとして、祭祀や魔除けなどの儀式に用いられ、また権力の象徴に珍重された。古代日本では弥生時代から、金属を磨いて作る「銅鏡」が主に使われたそう。
鏡作坐天照御魂神社
【全行程歩行距離:約10㎞】

2,026円の旅ルール

その1:所持金は2,026円(交通費込み)
その2:発着は奈良県内の駅に限る
その3:車での移動は×(ただし公共交通機関は○)
近鉄田原本駅
スタート

❶ 鏡作坐天照御魂神社
(かがみつくりにますあまてるみたまじんじゃ)

1800年の歴史ある神社。かつて鏡類を製作鋳造していた鏡作部(かがみつくりべ)がこの一帯に住んでいたそう。鏡・ガラスなどを扱う職や美容師の方々がお参りに来るという、鏡の聖地! また、立春や立秋には三輪山のてっぺんから日が昇り、二上山の真ん中に夕日が沈む位置に鎮座しており、「暦の神社」などとしても親しまれている。そして同神社の御祭神は三神。中座に「天照国照日子火明命」、「左座に天糠土命(あめのぬかどのみこと)」、右座に「石凝姥命(いしこりどめのみこと)」が鎮座されている。己を写し、自分磨きの心を整えるために参拝★
鏡、匠、暦・・・あら、韻がいいわね★
第10代崇神天皇のころ、歴代の天皇に継承されてきた三種の神器のうち「八咫鏡(やたのかがみ)」を伊勢に祀るため、代わりに宮中で祀る鏡をこの辺りで作ったとか。社伝によると、その時に試作した鏡を御神体(天照国照日子火明命(あまてるくにてるひこほあかりのみこと))として当社に祀られたとされる。こちらは誰も見る事はできないというから、また神秘的。
拝殿の中に祀られているのは、一説に「八咫鏡」の同型とも言われる福岡県で出土した国宝「内行花文八葉鏡(ないこうかもんはちようきょう)」の再現品。宮司さんがいる場合には近くで見ることができるよ!
賽銭 10円
残金 2,016円
3世紀後半頃に作られ、代々継承してきた非公開の御神宝「三神二獣鏡(さんしんにじゅうきょう)」を、本殿御屋根替え事業完了までに数回、実物を公開! 次は夏頃予定なので、必見だね♪
これはレプリカ。すごく巧妙~~!
長い歴史の中、神仏習合の名残でなんと境内に鐘楼があった! 除夜の鐘が鳴り響く神社だよ。
宮司の辻さん
「内行花文八葉鏡」を織り込んだ「匠守」1,000円
本殿御屋根替え 奉賛記念の特別朱印帳(数量限定)5,000円
鏡作坐天照御魂神社
  • 住所: 奈良県磯城郡田原本町八尾816MAP
  • TEL: 0744-32-2965
  • 駐車場: あり
近鉄田原本駅
畝傍御陵前駅
運賃 300円
残金 1,716円

❷ 奈良県立橿原考古学研究所附属博物館

奈良県内様々な遺跡から出土した貴重な資料を展示。出土された国宝や装飾品・生活用品はもちろん、いろいろな時代の鏡がたくさん並べられ、それらのほとんどが実物!! 見ごたえある博物館だよ。お土産品の販売もあり♪
入館料 400円
残金 1,316円
三角縁鏡キーホルダー
★現在開催中 〈4/18(土)~6/14(日)〉
令和8年度春季特別展
「葬る―弥生人は墓に何を託したか?―」
【特別展 観覧料】大人1,000円、大学生450円
奈良県立橿原考古学研究所附属博物館
  • 住所: 奈良県橿原市畝傍町50-2MAP
  • TEL: 0744-24-1185
  • 営業時間: 9:00~17:00(16:30最終入館)
  • 定休日: 月曜(休日の場合翌日)、年末年始
  • 観覧料: 大人400円、大学生300円、高校生以下・65歳以上平日無料(証明書提示)
    ※特別展開催中は料金の変更あり
  • 駐車場: あり
橿原神宮駅東口
(バス停)
飛鳥大仏
(バス停)
運賃 290円
残金 1,026円

古書カフェ 星のコル

昔懐かしい古民家に、歴史本や漫画がずらりと並ぶカフェで一服。「コル(Col)」とは、登山用語で“山の稜線近くにある低く窪んだ場所”のことだそうで、穏やかで落ち着いた空間だったよ! ランチは月替わりで『映画の食事』メニューが登場! ストーリーの中で食べていたご飯を再現している。また、現代風にアレンジした飛鳥時代の食事も、ぜひお試しあれ♪
和やかな雰囲気で、あっという間に時間が過ぎた~。ここの本はオーナーが持っていたものだとか。本はすべて購入OK。
小倉あんトースト 400円
残金 626円
飛鳥時代の『庶民の食事』『貴族の食事』なども食べられるよ♪
【飛鳥時代の『庶民の食事』700円】
玄米、野草入塩麴汁、大根、ゴマ・塩のふりかけ、(+豚の生姜焼き)
古書カフェ 星のコル
  • 住所: 奈良県高市郡明日香村飛鳥695MAP
  • 営業時間: 11:30〜17:00
  • 定休日: 火〜木曜
  • 駐車場: なし

❹ 飛鳥坐神社(あすかにいますじんじゃ)

1768年に製造されたこちらの鏡は直径122cm、重量260kg、昨年日本最大の青銅鏡であると判明! こんなに大きな鏡を作るのには、かなり高度な技術が必要だったはず。江戸時代の技が光る貴重な大神鏡だね。伊勢から辿り着いたといわれているらしいが、どうやって運ばれたのか思いを巡らすと楽しいな♪
★大神鏡は現在再建中の参集殿「鏡の間」にお祀り予定。間近で見ることが出来るのは、9月予定の竣工式まで。今がチャンス!
賽銭 10円
残金 616円
国内最大級の青銅鏡!
なんとか持ち上げられた!
★男性は左手、女性は右手で石を持ち上げられると幸せがつかめる「力石」
★飛鳥坐神社の「おんだ祭」は奇祭!
参拝者の尻をたたいたり夫婦和合のユーモラスな儀式があったり!?
飛鳥坐神社
  • 住所: 奈良県高市郡明日香村飛鳥708MAP
  • TEL: 0744-54-2071
  • 駐車場: あり

❺ 亀石

亀のような形の岩。いくつか言い伝えは残るが、深くは謎とされるミステリーストーン。
亀石
  • 住所: 奈良県高市郡明日香村川原108MAP
  • 駐車場: なし

❻ 高松塚古墳

1972年に石室から極彩色壁画が発見され、全国から大注目された7~8世紀の古墳。出土した中国製の「海獣葡萄鏡(かいじゅうぶどうきょう)」は重要文化財に指定。隣接の高松塚壁画館でレプリカが展示されているよ。
高松塚古墳
  • 住所: 奈良県高市郡明日香村平田444MAP
  • 駐車場: あり

キトラ古墳壁画体験館 四神の館

1983年、石室から高松塚古墳に次いで全国2例目となる極彩色壁画が発見された。地階展示室では石室模型などを展示、1階は保存のために石室から取り出された壁画の実物が安置されている。年に数回、期間限定で本物の壁画が公開されるから要チェック♪

別館 鏡づくり体験

高松塚古墳から出土した海獣葡萄鏡のレプリカを作ったよ!
まず金属を溶かして鏡の型に流し込んで鋳造し、バリをペンチで取る。次に鏡の面をやすりでひたすら磨いて磨いて磨いて・・・おお! すごい!! 映ったよ~!! これは感動!!!
私が参加した時は、全員大人だったけど、家族連れでの参加も多く、老若男女楽しめそうだよ♪
★体験は土・日・祝(要予約)
¥・海獣葡萄鏡 小600円、大1,500円
★勾玉づくりなど他のプログラムあり
体験料 600円
残金 16円
磨く前
磨いて
完成!
背面
キトラ古墳壁画体験館 四神の館
  • 住所: 奈良県高市郡明日香村阿部山67MAP
  • TEL: 0744-54-5105
  • 営業時間: 9:30~17:00(12月〜2月は16:30閉館)
  • 休館日: 2、4、7、11月の第2月曜(祝日の場合は翌日)
  • 料金: 入館無料
  • 駐車場: あり

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